故人に供花を贈りたいときに夫婦や友人一同、会社の部署一同などといった形で出したい場合もあるでしょう。連名で供花を出すときには一人で出すときと違いがあるのでしょうか。
贈る供花の値段相場や札の書き方など、連名にする際に押さえておくと役に立つポイントを一通り紹介します。故人や遺族のことも考えて適切な対応をできるようになりましょう。
供花を連名で出す時の値段相場は?
供花を連名で出すときには一人で出すときよりもやや高めのものを選ぶのが一般的です。
人数にもよりますが、2万円から5万円程度のものを贈る場合が多くなっています。
あまり高いものを贈るとお返しで負担をかけてしまうのでこのくらいの値段になるように選びましょう。
供花を連名で出す時の札名の書き方
親子や夫婦で贈る場合
供花を親子や夫婦の連名で贈ることはよくありますが、この場合によっては状況によって少し異なります。親子や夫婦で一緒に暮らしているのであれば、当主の名前を札に記載して供花を出すのが基本です。
もし別居をしているのであればそれぞれの家庭の当主の名前を書きます。夫婦で別居生活をしている場合には夫と妻の名前を書き、独立した子供がいる場合にはその子供の名前も入れると考えるようにしましょう。
孫一同として贈る場合
故人の孫同士で供花を用意する場合には孫一同と書くのが一般的です。人数が少ない場合には全員の連名にしてしまっても問題ありません。その場合には最も年齢が高い人を右側へ書き、左に向かって年下の人の名前を書いていきます。
このような書き方は孫だけに限らず、子供や兄弟姉妹などの場合にも同じです。また、子供と孫の連名で供花を出す場合には右から子供一同、孫一同と札に書いておけば良いでしょう。
友人一同として贈る場合
友人で話し合って一緒に供花を出そうと決まった場合にはどうやって札に名前を書こうか悩みがちですが、人数によって変えるのが基本です。供花の大きさとのバランスを考えて札が大きくなりすぎないようであれば全員分の名前を書きましょう。
人数が多い場合には友人一同と書いても構いません。また、他にも友人一同の供花が寄せられる可能性がある場合には、故人との関わりを考えて団体名などを記載するのも良い方法です。
会社・法人から贈る場合
会社や法人として故人に供花を贈る場合には会社名や法人名を正式な形で書くのが一般的です。会社全体から出す場合には代表として取締役の名前を併記しても構いません。また、会社の一部署の有志で供花を出すような場合もあります。
このときには会社名に続いて部署名を記載し、営業課一同などといった書き方をするのが通例です。この際にも課長の名前を代表として書くことができますが、必須ではありません。
連名で供花を贈る時の注意点
連名で供花を贈るときにまず注意が必要なのは喪主から許可を取ることです。親族だけで葬式をしたいケースもあるので、突然贈るとかえって迷惑になることもあります。
喪主に事前に確認を取り、葬儀社にも連絡をして供花の設置方法や受け取りなどについても打ち合わせをしておくのが大切です。葬儀場に直接送って欲しいと言われた場合には葬儀場にも連絡をしておくのが無難です。
連名で供花をいただいた時のお返しについて
供花を連名でいただいたときにはお返しをどうしたら良いのかと悩むかもしれません。
基本的には供花の贈り主に対し、供花の高価さに応じて品物を選んでお返しすれば良いですが、連名の場合には誰にお返しをしたら良いのかがわからなくなりがちです。
家庭や会社でまとまって贈ってくれた場合には皆で分けられるものを選べば問題ありません。友人一同などの場合には一人当たりいくらくらい負担しているかを想像し、それぞれに対してお返しをしましょう。
連名で供花を贈るのに最適な通販サイト
プレミアガーデン
プレミアガーデンは供花スタンドや胡蝶蘭、アレンジメントなどのお祝いや葬儀などのシーンで活用できるフラワーギフトを販売している通販サイトです。連名で供花を贈るのに適した価格でデザインも優れているスタンド花がたくさんあります。
10,000円台から30000円台のスタンド花が特に種類が多く、遺族や葬儀場の状況、連名する人数などに合わせて適切なものを選びやすいでしょう。
日比谷花壇
日比谷花壇は豊富なラインナップがあることで有名なフラワーギフトの通販サイトです。シーンに応じて商品を分類しているので探しやすく、葬式用のフラワーギフトを検索すれば供花スタンドやアレンジメントなどがたくさん見つかります。
連名の札も作成して一緒に希望先まで配送して納品してくれるので安心です。供花スタンドの値段も15,000円から50,000円前後まで幅広く取り揃えています。
ビジネスフラワー
ビジネスフラワーはクオリティーの高いフラワーギフトを手がけていることでよく知られているサイトで、供花についても取り扱いが豊富です。既製品のラインナップもありますが、予算に応じたオーダーメイドの供花も用意してくれます。
連名のときにはお金を集め、その全額で用意してもらえると簡単でしょう。札の作成や配送なども柔軟に対応してくれるので安心してで利用できるショップです。
まとめ
連名で供花を贈るときには一般に受け入れられている基本を踏襲して札を書くのが大切です。適切な値段帯の供花を用意して喪主の負担にならないようにするのも重要なので、相場に基づいて選ぶようにしましょう。
通販サイトを使うと連名のときにも簡単に手配できるので検討してみてください。
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