キッチンに向いている観葉植物は?選び方やおすすめの種類などを紹介

キッチンに置く観葉植物観葉植物

「おしゃれなキッチンに観葉植物を置きたいけど、どれを選べば良いか迷ってしまう……」 そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。キッチンは他の場所とは異なり、植物にとって厳しい環境になりやすいです。

しかし、比較的丈夫で育てやすい種類を選べば、キッチンでも緑を十分楽しむことが可能です。そこで今回は、キッチンの環境にぴったりの観葉植物の選び方からおすすめの種類までを詳しく解説します。

キッチンに最適な観葉植物の選び方

キッチンに最適な観葉植物の選び方

キッチンに最適な観葉植物を選ぶ際、以下の3つのポイントを考慮するのがおすすめです。

  • 手入れのしやすい種類を選ぶ
  • 置き場所に合わせて選ぶ
  • 風水効果を考慮して選ぶ

まずは選び方について詳しく見ていきましょう。

手入れのしやすい種類を選ぶ

キッチンは、料理をする場所なのでどうしても汚れやすい環境です。観葉植物を置く場合は、こまめな水やりや葉の拭き掃除などの手間を考えると、できるだけ手入れがしやすい種類を選ぶことが大切です。

たとえば、葉の表面がツルツルした種類なら汚れを拭き取りやすく、こまめな掃除がしやすいでしょう。その他にも、水やりの頻度が少ない種類や乾燥に強い種類を選ぶことも、手入れの手間を減らすポイントです。

一方で、繊細な葉を持つ種類やこまめな水やりが必要な種類は、キッチンに置くのに向いていません。自分のライフスタイルに合わせて、無理なく育てられる種類を選ぶのがポイントです。

置き場所に合わせて選ぶ

観葉植物を選ぶ際には、キッチンの広さや置く場所に合わせてサイズ感を意識することが大切です。

たとえば、キッチンの広さに余裕があり、存在感のある観葉植物を置きたい場合は、大型のものがおすすめです。床置きできるタイプや、天井から吊るすハンギングタイプも選択肢に入ります。

一方、限られたスペースに置く場合は、コンパクトなサイズの観葉植物を選びましょう。カウンターや窓際に置ける小型の鉢植えや、壁掛けタイプのものなら空間を圧迫せずに、グリーンを取り入れられます。

キッチンに置く観葉植物のサイズを選ぶ際は、「動線を確保できるか」「家事の邪魔にならないか」なども考慮してください。適切なサイズ感の観葉植物を選ぶことでキッチンに調和し、快適な空間に仕上げられます。

風水効果を考慮して選ぶ

観葉植物は風水においても気の流れを整え、運気を向上させる効果があるとされています。キッチンに観葉植物を置くと、金運アップや健康運アップが期待できるといわれています。

ただし、単純に観葉植物を置けば良いというわけではありません。コンロが汚れていたり、欠けた食器があったりすると運気は上がらず、逆に運気が下がってしまう可能性があります。

キッチンに観葉植物を置いて風水効果を得たい場合は、清潔な環境に保つことが肝心です。

キッチンに向いている観葉植物5選

キッチンに向いている観葉植物として、以下の5種類が挙げられます。

  • パキラ
  • アイビー
  • ガジュマル
  • ドラセナ・コンシンネ
  • サンスベリア・ゼラニカ

ここでは、それぞれの特徴を詳しく紹介します。

パキラ

パキラは「発財樹」とも呼ばれ、金運アップの風水効果があるとされている観葉植物です。キッチンは火や水の気がたまりやすく、悪い気が滞りやすい場所ですが、パキラには悪い気を断つ作用があるため、キッチンに置くことでその効果を発揮します。

パキラをキッチンに置く際は、できるだけ日当たりの良い場所に置き、10℃以上の気温を保ちましょう。水やりに関しては、土が乾いてから行う程度で十分です。

比較的丈夫で育てやすいパキラは初心者でも安心して育てられる種類であり、スタイリッシュな空間を演出したい方におすすめの観葉植物です。

アイビー

アイビーは、常緑のツル性植物です。スター型やハート型といった個性的な葉の形と、多彩な色合いが魅力です。

アイビーは日当たりを好みますが耐陰性があるので、キッチンカウンターなどの半日陰でも十分育ちます。元気に育てることができればどんどんツルが伸びていくので、ハンギングなどで飾るとおしゃれな空間を演出できます。

ガジュマル

「幸せを呼ぶ木」として知られるガジュマルは、個性的なフォルムでキッチンに癒しを与えてくれます。成長スピードが比較的ゆっくりなのでサイズを保ちやすく、スペースが限られたキッチンにも置きやすいのが魅力です。

ガジュマルは乾燥にも強く、少ない水やりでも十分育ちます。一方で、水を与えすぎると根腐れを起こす可能性があるので注意してください。

ドラセナ・コンシンネ

スタイリッシュなキッチンを目指すなら、ドラセナ・コンシンネがおすすめです。シャープなフォルムは、置くだけで空間をおしゃれに演出します。

ドラセナ・コンシンネは日当たりの良い明るい場所を好む性質があります。耐暑性が優れている反面、耐寒性は乏しいため、冬の時期は10℃以上を保つようにしてください。

水やりに関しては、土が乾いてから行うようにすれば元気に育ちます。

サンスベリア・ゼラニカ

サンスベリア・ゼラニカは鋭く尖った葉が特徴で、空気を浄化する効果があるといわれている観葉植物です。キッチンに置くことで、清々しい空気を食卓にも運んでくれるかもしれません。

サンスベリア・ゼラニカの水やりは週に1回程度で十分であり、乾燥に強い性質があります。成長しても横方向に広がらないため、スペースが限られたキッチンにも最適です。

キッチンに観葉植物を置く際の注意点

キッチンに観葉植物を置く際の注意点

キッチンに観葉植物を置く際、あらかじめ理解しておきたい注意点として以下の3つが挙げられます。

  • 温度変化が激しい
  • 油はねや水はねが多い
  • 調理による煙が発生しやすい

最後に、知っておきたい注意点について解説するのでぜひ参考にしてみてください。

温度変化が激しい

キッチンは火を使うコンロやオーブン、冷蔵庫など、温度変化の激しい家電製品が置かれている場所です。観葉植物は急激な温度変化に弱いため、設置場所には注意が必要です。

具体的には、コンロの近くやエアコンの風が直接当たる場所は避け、窓際で直射日光が当たらない場所に置くのがおすすめです。

また、調理中は窓を開けて換気し、室温を一定に保つように心がけましょう。

油はねや水はねが多い

キッチンは料理を行うため、どうしても油はねや水はねが多い場所です。万が一、観葉植物に油や不要な水がかかってしまうと、汚れてしまったり弱らせてしまったりする可能性があります。

キッチンに観葉植物を置く場合は、ツルツルした葉や細かい毛が生えた葉など、汚れにくい種類を選ぶのがおすすめです。

また、こまめに葉を拭いたりシャワーなどで洗い流したりして、清潔に保つのも良いでしょう。

調理による煙が発生しやすい

キッチンは、調理の際に煙が発生しやすい場所です。観葉植物の中には煙に弱い種類もあり、葉が変色したり枯れたりといった悪影響を受けてしまう場合も少なくありません。

そのため、煙が直接当たらない場所に置いたり、換気をこまめに行ったりなどの対策が必要不可欠です。気になる観葉植物が煙に強いかが心配な場合は、購入時にスタッフに一度確認することをおすすめします。

まとめ

パキラやアイビー、ガジュマルなど、キッチン環境に適した種類は多くあります。キッチンに観葉植物を置く際は、手入れのしやすさや置き場所、風水効果などを考慮して選ぶのがポイントです。

また、温度変化や油はね、煙など、植物にとって厳しい環境であることを理解し、こまめな手入れと適切な置き場所を心がけることも大切です。

ぜひ本記事を参考に、キッチンに緑を取り入れておしゃれな空間を演出してみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました