観葉植物は部屋の中にグリーンを取り入れることができ、リラックス効果や癒し効果が期待できるとされているため、自宅で飾っている方は多くいます。しかし、「観葉植物を飾りたいけど、ありきたりなのはちょっと……」と悩んでいる方はいるのではないでしょうか。
そんなときは、DIYで飾ると自分らしさが光る空間に仕上がります。そこで今回は、初心者でも比較的簡単にできる飾り方や、100均アイテムを使ったおしゃれなアレンジ術などを解説します。
DIYを活用した観葉植物の飾り方
DIYによる観葉植物の飾り方としては、主に3つの方法が挙げられます。
- リビングなどの広いスペースの壁に飾る
- フックと紐で天井から吊るして飾る
- スツールの上に置いて飾る
ここでは、それぞれの飾り方について詳しく見ていきましょう。
リビングなどの広いスペースの壁に飾る
DIYで観葉植物を飾る方法として、リビングなどの壁を活用した飾り方が挙げられます。リビングやダイニングなど、広いスペースの壁に観葉植物を飾ると、殺風景になりがちな空間も一気に華やかになります。
DIYで観葉植物を壁に飾る場合は、ウォールシェルフや壁掛けプランター、マクラメを活用したプラントハンガーなどで飾ることが多いです。
リビングやダイニングに飾る観葉植物は、部屋の雰囲気に合ったものを選びましょう。たとえば、ナチュラルテイストの部屋にはウンベラータやパキラなど、葉が大きく存在感のあるものがおすすめです。一方、モダンな部屋にはサンスベリアやストレリチアなど、スタイリッシュな形のものが似合います。
フックと紐で天井から吊るして飾る
天井から観葉植物を吊るす飾り方は、床置きするスペースがない場合や空間をより広く見せたい場合におすすめです。 天井から吊るすことで、観葉植物の存在感が増し、部屋に立体感が生まれます。
たとえば、シンプルなデザインが魅力なアイアンハンガーやナチュラルな素材感で温かみを与える麻紐などを活用した飾り方が挙げられます。紐の長さを調整すれば、高低差をつけることも可能です。
ただし、落下には十分注意する必要があります。観葉植物を吊るす前はフックと紐の耐荷重を必ず確認し、定期的に紐の状態をチェックすることをおすすめします。
スツールの上に置いて飾る
DIYで作成したスツールの上に置いて飾るのも、おすすめの飾り方の一つです。スツールの上に観葉植物を置く際、高さやサイズを工夫することで空間全体にメリハリが生まれます。
たとえば、背の低いスツールならある程度の高さがある観葉植物を組み合わせることで、空間のアクセントになるでしょう。
また、床置きとは違い、掃除がしやすくなるというメリットもあります。おしゃれなスツールと観葉植物を組み合わせれば、簡単に洗練された空間を演出できるでしょう。
DIYで飾る観葉植物を選ぶ際のポイント
DIYで飾る観葉植物を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。
- 形や色合いを考慮する
- 飾るスペースに合った大きさを選択する
- 手入れのしやすい種類をチョイスする
ここでは、各ポイントについて具体的に解説します。
形や色合いを考慮する
DIYで観葉植物を飾る際には、植物の「形」や「色合い」を考慮することが重要です。 個性的なフォルムや鮮やかな色彩を持つ観葉植物を上手に取り入れることで、空間をおしゃれに演出できます。
たとえば、丸い葉なら優しい雰囲気を演出しやすく、尖った葉ならシャープでスタイリッシュな印象を与えます。細長い葉なら高さや動きを出しやすいでしょう。
また、緑色の濃淡で変化をつけたり、鮮やかな色の花や葉を取り入れたりなど、観葉植物の色合いも重要な要素です。
形や色合いを意識することで、より洗練された空間に仕上げることが可能です。
飾るスペースに合った大きさを選択する
観葉植物を選ぶ際には、飾りたいスペースの広さに合った大きさのものを選ぶことが大切です。
たとえば、広々としたリビングに小さな観葉植物を置くとインテリアとしての存在感が薄れてしまい、少し寂しい印象になってしまいます。一方で、狭いスペースに大きな観葉植物を置くと圧迫感が出てしまいます。
観葉植物のサイズ選びに迷った際は、実際に飾りたい場所をメジャーなどを使ってスペースを測り、イメージしてみてください。適切なサイズを適切なスペースに置くことで、空間と調和のとれたバランスの良い空間を演出できます。
手入れのしやすい種類をチョイスする
DIYで観葉植物を飾る際は、置き場所や飾り方に加えて、植物の種類選びも重要です。毎日忙しくてこまめな世話が難しいという方は、育てやすい種類を選びましょう。
室内で育てるのに適した観葉植物は、比較的乾燥に強いものが多くあります。
また、日陰に強い品種であれば窓際以外でも元気に育てることが可能です。
具体的には、サンスベリアやパキラ、ガジュマルなどがおすすめであり、これらは初心者でも比較的育てやすい人気の観葉植物です。自分のライフスタイルや好みに合わせて、無理なく育てられる観葉植物を選び、DIYで飾る楽しみを味わいましょう。
観葉植物をDIYでおしゃれにするには
DIYで観葉植物をおしゃれにするための方法としては、以下の2つが挙げられます。
- 100均アイテムで簡単アレンジ
- 高低差をつけて立体感を演出
最後に、おしゃれにするポイントを紹介するので、観葉植物を飾る際に役立ててください。
100均アイテムで簡単アレンジ
観葉植物と100均アイテムを組み合わせれば、個性的なアレンジを簡単に楽しむことが可能です。たとえば、麻紐は鉢に巻いたりハンギング用の紐として使用できたりといった活用方法があり、ナチュラルな雰囲気が好きな方におすすめです。
また、ワイヤーネットを壁に立てかけてS字フックを使用すれば、観葉植物を吊るしたり鉢を置いたりできます。その他にも、ウッドボックスや転写シール、ペイントなどを活用すれば、自分だけのおしゃれな空間に仕上げられます。
上述したアイテムをはじめ、100均には観葉植物の飾り付けに役立つアイテムが数多く揃っています。ぜひ、お店に足を運んでお気に入りのアイテムを見つけてみてください。
高低差をつけて立体感を演出
観葉植物の高低差は、空間に奥行きとリズムを生み出すための効果的なテクニックです。大小さまざまな観葉植物を組み合わせたり、タンドや棚を活用したりすることで、単調な空間をより生き生きとした印象に仕上げることが可能です。
高低差をつける際におすすめのアイテムとしては、プラントスタンドや壁掛けシェルフ、ハンギングプランターなどが挙げられます。
高低差をつけることで視線が上下左右に動き、空間に広がりを直感的に感じさせてくれます。それだけでなく、植物それぞれの個性も際立ち、より魅力的な空間を演出できます。
観葉植物で高低差を表現する際は、さまざまなアイテムを組み合わせて自分だけの個性的な空間づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ
観葉植物をDIYで飾ると、個性的な空間を演出できます。リビングの壁に飾ったり、天井から吊るしたりなど、さまざまな方法があります。
100均アイテムを活用すれば、手軽におしゃれなアレンジが可能です。植物の大きさや形、色合いを考慮し、飾るスペースに合ったものを選びましょう。
ぜひ本記事を参考に、DIYで観葉植物をおしゃれに飾って自分だけの特別な空間を演出してみてはいかがでしょうか。
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