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セローム ヒトデカズラの魅力とは?主な特徴や風水効果なども紹介

セローム

南国を感じさせるセローム ヒトデカズラは、ヒトデのように見える大きな葉が魅力的な観葉植物です。育て方のコツを知っていれば初心者でも比較的育てやすいため、自分でも育ててみたいと考える方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、セローム ヒトデカズラの基本情報をはじめ、主な特徴や得られる風水効果、上手に育てる方法などを解説します。

セローム ヒトデカズラの基本データ

セローム ヒトデカズラの基本情報は以下の通りです。

科・属 サトイモ科・フィロデンドロン属
英名 Horsehead Philodendron、Tree Philodendron、selloum
学名 Philodendron selloum
和名 ヒトデカズラ、セローム
原産地 ブラジル、パラグアイ など
耐陰性 やや強い
耐寒性 やや強い
耐暑性 強い
見頃時期 7~10月

主な特徴

セローム ヒトデカズラは南国の雰囲気を持ち、独特な形の葉が特徴的なサトイモ科フィロデンドロン属の観葉植物です。葉が生長していくと切り込みが入り、まるでヒトデのような形になることから、和名の「ヒトデカズラ」がつけられたといわれています。

セローム ヒトデカズラは比較的丈夫で耐陰性が優れているため、初心者が取り入れやすいインテリアグリーンとして人気があります。

セローム ヒトデカズラの花言葉

セローム ヒトデカズラの花言葉は「愛の木」「用心深い人」です。その中でも、「愛の木」の花言葉は他の木に寄り添いながら生長していく姿や、ギリシャ語で愛するを意味する「フェレオ」と木を意味する「デンドロン」が合わさった言葉に由来しています。

結婚祝いや結婚記念日など、愛にまつわるシーンの贈り物としてセローム ヒトデカズラを選べば、喜んでもらえるでしょう。

セローム ヒトデカズラの風水効果

セローム ヒトデカズラは「陰の気」を持つ植物といわれており、陽の気の過剰なエネルギーを吸収して穏やかな環境をつくり出す効果が期待できるとされています。一見、陰の気は悪いものだとイメージするかもしれませんが、風水において陽の気と陰の気のバランスを整え、気の流れを調整することが大切だと考えられています。

そのため、セローム ヒトデカズラを生活の中に取り入れれば、仕事運や金運、恋愛運に良い影響を与えるといえるでしょう。

ただし、風水効果を高めるためには、枯れ葉の除去や定期的な手入れ、適切なサイズ感を保つ剪定などが大切です。管理を怠ると負のエネルギーが滞留したり、圧迫感から逆効果になる可能性もあるので注意してください。

おすすめの置き場所

セローム ヒトデカズラを置くおすすめの場所は以下の3つです。

セローム ヒトデカズラを玄関やリビング、オフィスなどの人の出入りが多い場所に置くことで、過剰な陽の気を吸収して穏やかな環境に整えてくれるでしょう。

一方、寝室やトイレなどはセローム ヒトデカズラが持つ陰の気と相性が良くありません。セローム ヒトデカズラを置く際は、陽の気が活発になりやすい場所を選ぶのがポイントです。

おすすめの方角

風水を意識してセローム ヒトデカズラを置く際は、東・南東・南の方角がおすすめです。具体的には東は仕事運、南東は出会い運、南は人気運を司っているといわれています。

また、南は才能を高めて美容運や仕事運に良いとされる方角であり、観葉植物との相性も良いです。

セローム ヒトデカズラは悪い気を浄化するパワーがあるので、方角を意識して置くようにすればさらに風水効果を高められるでしょう。

セローム ヒトデカズラの育て方

最後に、セローム ヒトデカズラの育て方を紹介します。

ポイントや注意点なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

置き場所

セローム ヒトデカズラは、春から秋にかけての暖かい時期では風通しの良い屋外で育てるのがおすすめです。直射日光や西日が強くなる夏では、軒下などの半日陰に移動したり遮光ネットを使ったりすると良いでしょう。

一方、室内で育てる場合は日差しが入る場所でレースカーテン越しの窓辺に置きます。乾燥や冷えすぎに注意し、夜間の気温が下がる冬は防寒対策するのがポイントです。

水やり

セローム ヒトデカズラの水やりは、季節に合わせて変えるのがコツです。

春から秋の生育期の場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。特に、夏の暑い時期ではより多くの水を求める性質があるため、水切れを起こさないように注意してください。

一方、冬の休眠期は水を与えすぎないよう注意が必要です。土の表面が乾いてから2~3日後に水やりし、乾燥気味に管理します。

鉢皿の水は根腐れや病害虫の原因となるため、水やり後は必ず捨てるようにしましょう。

用土・肥料

セローム ヒトデカズラの用土は、ホームセンターなどで販売されている観葉植物用の土で問題ありません。自作する場合は、赤玉土6:腐葉土3:軽石1の割合で水はけを良くするための軽石などを加えるのがおすすめです。

肥料に関しては、セローム ヒトデカズラを健康的に育てたい場合は、春から秋の生育期に与えてください。緩効性肥料なら2ヶ月に1回、即効性の液体肥料なら2週間に1回が目安です。

一方、冬の休眠期に肥料を与えてしまうと根を痛めてしまう可能性があるので控えるようにしましょう。

剪定

セローム ヒトデカズラの剪定は、4月中旬~9月頃の生育期に行うのがおすすめです。ただし、真夏に剪定してしまうと回復が遅くなってしまうので、暑い時期は避けたほうが無難です。

セローム ヒトデカズラを剪定する際は込み合っている枝葉を間引きますが、幹のような気根は切らないように注意が必要です。

また、樹液には毒性が含まれているため、直接触れないように手袋を着用して行うようにしてください。適切な時期と方法で剪定することで、セローム ヒトデカズラの見栄えが良くなり、通気性の向上から病害虫の予防にもつながります。

注意すべき病害虫

セローム ヒトデカズラは比較的丈夫な観葉植物ですが、カイガラムシなどの害虫が発生する場合があります。カイガラムシなどを放置したままだとすす病などの病気を引き起こし、最悪の場合は枯れてしまいます。

病害虫の悪影響を抑えるためにも、早期発見と専用殺虫剤での駆除が大切です。主な対処法として、殺虫剤の使用をはじめ、ティッシュペーパーや歯ブラシなどで物理的に取り除くのがおすすめです。

また、定期的な葉水や風通しを良くする剪定などを行うのも、病害虫の予防効果が期待できます。

万が一、すす病で黒くなってしまった場合はその部分をカットし、薬剤散布で再発を防ぎましょう。

まとめ

南国の雰囲気を持つセローム ヒトデカズラは、ヒトデのような形をした大きな葉が魅力的な観葉植物です。比較的丈夫で育てやすく風水効果も期待できるため、高い人気を集めています。

置き場所や水やり、用土や肥料、病害虫対策などに気をつけることで、健康的に育てられるでしょう。ぜひ本記事を参考に、セローム ヒトデカズラを上手に育ててインテリアグリーンとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

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