カンノン竹にはどんな風水効果があるの?置き場所や飾るポイントをご紹介

観葉植物

観葉植物の一つであるカンノン竹(観音竹)を自宅に置くことを検討している人には、風水ではどのような効果があるかを知りたいと思っている人もいることでしょう。ここでは、カンノン竹のもたらす風水効果や、効果を引き出すのにおすすめの置き場所や飾るポイントをお伝えします。元気に育てるためのコツにも言及しますので、カンノン竹を取り入れた快適な暮らしを実現するうえで参考にしてください。

カンノン竹の風水効果とは?

カンノン竹は、室内の空気をきれいにする効果が高い観葉植物です。風水においては、バランスを保つのに優れた調和的な植物とされています。邪気を払う効果、金運アップ効果という2つの注目すべき風水効果について、分かりやすく解説しましょう。

邪気を払う

空気浄化効果の高い観葉植物は、風水では「悪い気」を浄化する開運アイテムとして珍重されています。邪気を払う効果があることから、一般家庭でリビングや玄関といった共有スペースに飾るだけでなく、オフィスや店頭に開運アイテムとして飾ることもある植物です。また、カンノン竹の特徴的な尖っている葉の形状も、邪気を払うのに効果があります。全体的に落ち着いた雰囲気があり、お部屋に違和感なく馴染みやすいところも、カンノン竹の魅力です。

金運の効果がある

風水において、木のエレメントに属するとされるカンノン竹は、成長や活力を象徴する植物です。幾重にも自葉が重なる形状を持つ植物であり、幾重にも重なる成長や発展をもたらすとされています。特に東南の方角に置くと、富と繁栄が促され、金運アップの効果が高まるためおすすめです。

カンノン竹についてご紹介

カンノン竹の基本情報を見ていきましょう。

植物名カンノンチク
英名・和名Broadleaf Lady Palm・カンノンチク
原産地中国・東南アジア
学名Rhapis excels
科名ヤシ科
園芸分類常緑性木本
草丈・樹高 ~3m
耐寒性・耐暑性やや強い・強い

特徴

中国・東南アジア発祥の観葉植物であるカンノン竹は、オリエンタルな空気感を持っているのが特徴です。耐寒性や耐暑性が強い性質を帯びているため、植物を育てるのに不慣れな人であっても、育てやすいという特性もあります。ヤシ科に属していることから、観葉植物の定番であるヤシの木とも近い雰囲気があり、置くだけで異国情緒漂う雰囲気を演出できるのが魅力です。

カンノン竹とシュロチクの違い

ヤシ科の植物であるシュロチク(棕櫚竹)は、カンノン竹と見た目がよく似ています。両者の違いとしては、カンノン竹は、シュロチクと比べると葉の横幅が広いという点です。また、カンノン竹の方が成長も早い傾向が認められます。シュロチクは葉の横幅が狭く、成長が遅いですが、カンノンチクと比べると耐寒性や耐陰性があるのが特徴です。

風水を意識したカンノン竹の活用法

風水を意識してカンノン竹を活用するには、どのようにすれば良いのでしょうか。運気アップをもたらすカンノン竹は、インテリアとして取り入れるだけでなく、お祝い事の際に贈り物として友人に贈るのもおすすめです。方角的には、東南に面した場所に置くと、富と繁栄を促進すると信じられています。

玄関に置く

生活の中でカンノン竹の風水効果を生かしたい場合、玄関に置くのがおすすめです。玄関は、悪い気も良い気もどちらも入り込んでくる場所にあたります。玄関に邪気払いの効果を持つカンノン竹を飾れば、悪い気を払い、良い気だけを近づけることが可能です。直射日光に弱い性質なので、玄関に置けば直射日光も避けることができるでしょう。

お祝い事の際に大切な友人に送る

お祝い事の際に、大切な友人へのプレゼントとして活用する方法もおすすめです。引っ越しや結婚といった人生における節目となるイベントの際に縁起の良いカンノン竹を贈れば、友人のその後の富と繁栄を祈ることができます。「日々の平安」という花言葉を持つカンノン竹は、めでたいときの贈り物にふさわしいメッセージ性を持つ植物でもあるので、プレゼントの際に教えてあげると良いでしょう。

風水のアイテムとして「カンノン竹」を飾るときのポイント

風水のアイテムとしてカンノン竹を自宅に飾る際には、どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか。方角にこだわる、湿気がない風通しが良い場所に飾る、適度な水やりをするという3つの欠かせないポイントを挙げて説明します。

方角にこだわる

風水のアイテムとして取り入れる場合、カンノン竹を置く方角にこだわるようにしましょう。方角については、前述の通り、東南に面した場所に置くと富と繁栄を促進するとされています。「木」の気を持つとされる東の方角は、観葉植物との相性も良いため、風水を意識して植物を飾りましょう。

湿気がない風通しが良い場所に飾る

湿気がない風通しの良い場所に飾ることも、カンノン竹の風水効果を引き出すうえで大事なポイントです。カンノン竹は、耐寒性や耐暑性は強い性質を帯びていますが、湿気や乾燥には弱い植物です。室内で育てる場合、湿度計を使って湿度を測り、適切に湿度を管理するようにしてください。梅雨の時期であれば除湿をする、乾燥が酷い時期には加湿をするといった工夫が求められます。

適度な水やりをする

カンノン竹を飾るうえで心掛けたいのが、適度な水やりを行うことです。土の乾燥状態をチェックして、乾燥していれば、水やりをするようにしてください。夏場であれば1日に1回程度、冬場であれば3〜4日に1回程度が水やりの目安です。水を与え過ぎてしまうと、根腐れの原因ともなるため、やり過ぎには注意しましょう。

カンノン竹を元気に育てる方法

カンノン竹を元気に育てるための方法をお伝えします。水やり、剪定におけるポイントと共に、病害虫に対する注意点にも言及しますので、日常的なお世話をする参考にしてください。

水やり

カンノン竹を育てる際には、土の状態をこまめに確認して、表面の土が乾燥していれば水やりをするようにしてください。土が乾燥した状態のまま放置しておくと、カンノン竹の葉が枯れてしまう原因となるため、こまめに水やりをすることが大切です。特に夏場は乾燥しやすいので、1日1回を目安にして忘れずに水を与えましょう。

剪定

カンノン竹の葉の剪定を行う際は、葉を切り落とし過ぎないように注意することが大切です。葉っぱの先端が黄色っぽくなって枯れてきたら、枯れている部分だけを用心深くハサミでカットします。元気な部分まで切ってしまわないように、気を付けて剪定することを心掛けましょう。葉の先の色を定期的に確認して、枯れているのが分かったら早めに剪定をするのがおすすめです。

病害虫

また、病害虫に注意して育てることも、重要なポイントです。カンノン竹には、カイガラムシをはじめとする厄介な病害虫が発生しやすい植物でもあります。

カイガラムシは、日当たりの良い場所を苦手とするため、風通しの良い明るい日陰を選んでカンノン竹を飾るようにすると、病害虫を防ぎやすくなります。

まとめ

カンノン竹は、ヤシ科の常緑性木本であり、風水的には邪気を払う効果や金運アップの効果があるとされています。カンノン竹を自宅に飾る場合、玄関に置くと、良い気を取り入れることができるでしょう。大切な友人へのお祝い事のギフトとしてカンノン竹を贈るのもおすすめです。耐寒性や耐暑性のある植物ですが、湿気や乾燥には弱いため、適切に湿度調整を行いながら、ぜひ自宅で育ててみてください。

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