人気観葉植物のシルクジャスミン|その特徴と育て方を紹介

digout

5年前

観葉植物として人気のシルクジャスミン。綺麗な白い花や、その花から漂う甘酸っぱい柑橘系の香りはとても魅力的ですよね。
そこで、そんな人気観葉植物であるシルクジャスミンの特徴や育て方、注意するべき点などを紹介していきます。シルクジャスミンを購入しようと思ってる方や購入するかどうか迷っている方などは必見です。

観葉植物シルクジャスミンの特徴
観葉植物シルクジャスミンに支柱は必要？育て方は？
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観葉植物シルクジャスミンの特徴

シルクジャスミンは奄美大島より南の沖縄や東南アジアに分布している植物であり、柑橘系の観葉植物です。葉っぱにはつやがあり、白く綺麗な花を咲かせます。この花が咲くと、甘酸っぱい柑橘系のとても良い香りが漂います。
この花は月夜に特によく香るともされ、月橘というおしゃれな別名で呼ばれることもあります。また、シルクジャスミンは夏頃に花を咲かせ、秋には赤い実をつけます。白く綺麗な花が散った後でも、赤い色鮮やかな実が実るため、長く楽しめるという点も嬉しいです。この実はよく熟すと食べることもできるため、見て楽しい、香って楽しい、味わって楽しいと何度も楽しめる良いこと尽くめの観葉植物ですね。
また、シルクジャスミンの香りは柑橘系の香りであるため、他の柑橘系の香り同様、リラックス効果が期待され、ストレスや疲労などの悩みを軽減させてくれる効果もあります。

観葉植物シルクジャスミンに支柱は必要？育て方は？

基本的な育て方のポイント

シルクジャスミンは種での販売が少なく、苗の状態で売られることが多いです。よって、買ってきた苗を植え替えることが必要です。
また、シルクジャスミンは日当たりの良いところを好むので、植え替えてあげた後は、置き場所の日当たりなども考慮してあげる必要があるでしょう。土は水捌けの良いものを使用した方が良いです。また、成長期である5月から8月に肥料与えることで、枝の育ちも良くなり、魅力的な花や実が付きやすくなります。しかし、成長期以外の時期に肥料を与えてしまうと、根に過剰な栄養が吸収されてしまい、枯れることもあるので、成長期以外の肥料は与えないようにしましょう。
水やりは土が乾くたびに行いましょう。前述の通り、原産地域は多湿な南国であるため、完全に土が乾き切った状態は好ましくありません。特に成長期である5月から8月は成長に伴い、多くの水分を必要とするため、土の状態をこまめに確認し、カラカラに乾き切ってしまうということがないようにしましょう。室内で育てる場合は、霧吹きなどで葉っぱに水分を与え、葉っぱの湿度管理も行いましょう。
支柱は必ずしも必要というわけではないです。倒れてしまうようなら支柱を立ててあげましょう。使わなくても倒れなのであれば、無理に使う必要はないです。日光にちゃんと当ててあげれば、しっかりと自立することができるでしょう。

屋外で育てる時のポイント

シルクジャスミンは日当たりの良いところを好みますが、真夏の強すぎる直射日光に当て続けるのは良くないです。ほどほどに当たる場所が最適です。また、多湿地域原産のものであるため、カラカラに乾きすぎるのも良くないです。
しかし、風通しが悪すぎると害虫が発生してしまうため、湿度管理もどちらかに偏りすぎないようにしましょう。特に注意する点としては冬季の低温対策です。原産地域は温暖であるため寒冷耐性はあまり強くなく、屋外で育てる場合でも冬は屋内に入れた方が良いでしょう。

葉がベタベタする時の対策は？

シルクジャスミンを育てていると、葉っぱがベタベタしてくることがあります。こうなると葉っぱに埃が付いてしまったり、ベタベタが他の場所にも移ってしまったりします。せっかくの観葉植物に埃が付きやすくなってしまったり、周辺がベタベタしてしまうのはショックですよね。このようになってしまう原因は、害虫のカイガラムシです。
この虫は葉っぱの裏や茎にへばりついています。この虫の排泄物がベタベタになってしまう原因です。もし、シルクジャスミンやその周辺にベタベタを見つけたら、カイガラムシに有効な観葉植物用の薬品などで駆除をしましょう。しかし、カイガラムシは冬場になると膜を張り、薬品が効きづらくなってしまうため、あたたかくなってきた時期に薬品を使用した方が効果的です。
どうしても冬場に駆除したい場合は、物理的に引き剥がして駆除しましょう。