クワズイモの育て方を詳しく解説!

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クワズイモは、ハート型の葉が特徴の観葉植物です。冬の寒さにも強く、室内のインテリアとしてもピッタリです。贈り物としても人気があります。この記事ではクワズイモの特徴、花言葉や育て方を詳しく解説します。

ハート型の大きな葉が特徴で生育も良く、大きなものは草丈が30㎝以上になるクワズイモ。お部屋のアクセントとしても人気ですが、「育て方がわからない」「育てるのは難しいのでは?」と心配な方も多いのではないでしょうか?今回はクワズイモの基本情報はもちろん、育て方や育てるときの注意点を詳しく解説していきます。

クワズイモってどんな植物?

科・属サトイモ科・アロカシア属
和名クワズイモ
英名Alocasia
学名Alocasia odora
原産地中国・台湾・東南アジア・日本
耐寒性・耐暑性普通・強い
花色白色
開花時期6月~8月

クワズイモは、サトイモ科・アロカシア属(クワズイモ属)の亜熱帯~熱帯地域原産の多年草です。日本でも、沖縄や九州南部などに自生している品種もあります。

クワズイモは、サトイモに似ていますが、根の部分に毒をもち、食べられないことから「食わず芋(クワズイモ)」と呼ばれるようになりました。

クワズイモは、高温多湿の環境を好み、暑さに強い観葉植物です。生長が早いのも特徴です。品種によっては、クワズイモの葉は最大で1mほどまで生長するので、室内で育てる場合は、大きくなることを予測して小さなサイズを買いましょう。

耐寒性は普通で温暖な地域で育てる場合は、冬を越すこともできるので観葉植物としても育てやすいです。

 

クワズイモの花言葉

クワズイモは「復縁」「仲直り」という花言葉をもっています。クワズイモの大きな葉がハート型をしていることから「復縁」という花言葉の由来になったといわれています。

恋愛運をあげたい方はお部屋の観葉植物としてクワズイモを選んでみても良いでしょう。

クワズイモは、観葉植物のなかでも、生長が早く、グングン上へ伸びていく様子から

「出世芋」と呼ばれているので、オフィスグリーンとしても人気が高い観葉植物です。

 

クワズイモの育て方

クワズイモを育てるときは、育て方のポイントを知っておくことで、健康に育てることができます。ここでは、置き場所・水やり・肥料について詳しく説明します。

置き場所

クワズイモは、暖かい季節はできるだけ屋外に出して、直射日光の当たる風通しの良い場所に置いてください。日光が強すぎて葉焼けしてしまう場合は、少し日の弱い場所に移動するか、遮光ネットで徐々にならしていくようにしましょう。

半日陰も好みますので、屋外の半日陰や室内で育てるのも良いでしょう。

室内の場合も、日当たりの良い風通しの良い場所で育てるようにしてください。

エアコンの風には、注意が必要です。クワズイモに、直接エアコンの風などが当たってしまうと枯れてしまうので、置き場所には気をつけるようにしてください。

冬は日当たりの良い暖かい室内に置いてあげましょう。

 

水やり

クワズイモが生長している間は、土の表面が乾いてから鉢底から水が溢れ出るくらい、たっぷりと水やりをするようにしてください。

冬などは、クワズイモの生長が止まる時期です。その場合、一旦、水やりを控えて1週間に1~2回ぐらいの頻度で水やりを行うようにしましょう。

乾燥してくると葉が萎れてくるので、霧吹きなどで葉水をするのも良いでしょう。害虫対策にもなるのでおすすめです。

 

肥料

クワズイモは、肥料はなくても育ちますが、生長を早くしたいのであれば、施肥をするのがおすすめです。適切な濃度に希釈した液体肥料を、10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。

クワズイモは、冬は生長が緩やかになるため、肥料を与えてしまうと肥料焼けをしてしまう可能性があります。冬は避けて生長のしやすい春~夏に与えましょう。

 

剪定

ハサミ、軍手を用意します。クワズイモは、健康な状態の葉は明るいグリーン色です。まず、根元が枯れていたり、黄色い葉や垂れ下がっていたりする葉を見つけましょう。

そのまま放置しておくと枝が増えて通気性も悪くなり、害虫が寄ってきます。剪定する葉を見つけたら、根元からハサミやナイフなどでバッサリ切り落としてください。

 

クワズイモは植え替えが必要?

クワズイモは、植え替えをしないと、根詰まりを起こし、鉢の中が根でいっぱいになってしまい、鉢が狭く育ちにくくなってしまいます。

ここでは、クワズイモの植え替えが必要な理由と植え替え方法を紹介します。

 

植え替える理由

クワズイモは、放置したままでいると鉢の中で根詰まりを起こし、鉢が狭く生長の妨げになります。2年に1回(5月~6月)は植え替えをするようにしましょう。

暖かい室内で行うのであれば、決まった時期はありません。

7月以降に植え替えを行う場合は、猛暑日は避けましょう。植え替えは、鉢底にある穴から根が生え始めたら行うようにしてください。

 

植え替えの方法

①鉢底ネットと鉢底石を置く

新しい鉢の底に、鉢底ネットと鉢底石を入れます。その上から土を鉢の1/3ほど埋めていきます。植え替えには、洗って繰り返し使うことができるネット入りの鉢底石がおすすめです。

 

②クワズイモを鉢から取り出す

クワズイモの根を傷つけないように手で揉み土をほぐしましょう。黒くなって腐っている根や太く長に根は切り取ってしまいましょう。

 

③新しい鉢にクワズイモを入れる

一回り大きい新しい鉢にクワズイモを入れましょう。割りばしや棒などで周りを押しながらクワズイモが傾かないように片手で支え、根の周りに土を入れていきましょう。

 

④土を入れ、水やりをする。

鉢上まであと4cmほど残し土を入れたら、鉢底の穴から水が流れ出るくらい、たっぷりと水を与えましょう。しっかりと土が固定したら完了です。

 

クワズイモを育てるときの注意点

クワズイモを育てるときには以下の2つの注意点があります。

  • 水のやりすぎに注意
  • 植え替えや剪定の際にはゴム手袋を!

 

以上の2つについて詳しく解説していきます。

 

水のやりすぎに注意

クワズイモが枯れる原因で一番多いのが、水のやりすぎです。クワズイモは高温多湿を好む植物ですが、常に土が湿っている状態が続くと根腐れを起こしてしまいます。

土が乾いてるのを確認してから水やりを行うようにしてください。冬は特に、根の活動が弱くなります。冬の水やりは土が乾いてから、さらに2~3日置いてから水を与えるのが良いでしょう。

植え替えや剪定の際にはゴム手袋を!

剪定したクワズイモの切り口から、樹液が出てくることがありますが、クワズイモの樹液には、シュウ酸カルシウムという毒が含まれています。樹液に触れることで、肌が弱い人は皮膚がかぶれてしまう、誤って口に含んでしまうと中毒を起こしてしまうこともあります。

植え替えや剪定のときは、樹液に触れないように必ずゴム手袋を着用して、作業が終わったらしっかり手を洗いましょう。

 

置き場所を変えるだけで運気アップも!

クワズイモは「復縁「仲直り」という花言葉をもっているため、恋愛運に関しての風水効果があるといわれています

特に東南の方角は、恋愛運アップの方角なので「復縁」「仲直り」を望んでいる場合は東南方向にクワズイモを飾ると良いでしょう。

また出世芋とも呼ばれており、人間関係を良好にする効果があるといわれています。南東の窓辺や棚にクワズイモを置くと出世運がアップするといわれています。

 

まとめ

クワズイモを育てるときは、暖かい季節はできるだけ屋外に出して、直射日光の当たる風通しの良い場所に置いてください。

水やりをするときは、土の表面が乾いてから鉢底から水が溢れ出るくらい、たっぷりと水やりをするようにしましょう。

クワズイモは、肥料はなくても育ちますが、生長を早くしたいのであれば、施肥をするようにしてください。

植え替えや剪定を行うときは樹液に注意し、ゴム手袋を着用して行うようにしましょう。

ぜひ、この記事を参考にしてクワズイモを育ててみてくださいね。

 

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