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アカシアを長く楽しむには?特徴と育て方を紹介

アカシア

インテリアとしても非常に人気が高い観葉植物の中に、キレイなお花を咲かせる「アカシア」という種類があるのをご存知でしょうか。

別名「ミモザ」とも呼ばれているアカシアは、観葉植物の中でも非常に人気が高いです。

せっかくお花を咲かせる観葉植物を飾るなら、毎年キレイな花を咲かせたいですよね。
そこで、今回はアカシアの基本的な育て方を中心に、増やし方や管理方法などを詳しく解説していきます。

アカシアの特徴

名前 アカシア
英名 acacia
原産地 オーストラリア・アフリカ
園芸分類 庭木
樹高 2~20m以上
花の色 黄色
開花時期 3~5月
耐寒性・耐暑性 強い・強い

黄色い花を咲かせるのが特徴のアカシアは、オーストラリアやアフリカが原産の植物です。
観葉植物として人気ですが、実は育つと20mを越すとても大きな庭木になります。
3月~4月にかけて可愛らしい花を咲かせるため、最近では「花束」「スタンド花」などにも使用されるようになりました。

アカシアとミモザは同じ種類?

アカシアといえば別名「ミモザ」と呼ばれていますよね。
3月8日はミモザの日と定められており、店頭にアカシアの花が多く並びます。
しかし、ミモザという花は存在していないって知っていましたか?

ミモザとアカシアは全くの別物になります。
そもそもミモザと呼ばれるようになったのは、オジギソウが始まりです。

学名で「ミモザ」というオジギソウは、ポンポンのような可愛らしい花を咲かせます。
色はピンクですが、見た目が似ていることから「ミモザ」と呼ばれるようになりました。

それがいつしか「アカシア=ミモザ」になってしまい、アカシアがミモザと呼ばれるようになったそうです。

アカシアを元気に保つ育て方

可愛らしい花を咲かせるアカシアですが、せっかく観葉植物として向かい入れるのであれば、元気に長く育てていきたいですよね。
そこで大切になってくるのが4つのポイントです。

ここでは、アカシアを元気に育てるための4つのポイントを解説します。

置き場所

アカシア元気に育てるために大切なのは「置き場所」です。

風通しと日当たりの良い場所を好むアカシアですが、直射日光は葉焼けの原因になるので避ける必要があります。

そのため、日当たりや風通しが程よく直射日光も避けられる「半日陰」で育てるようにしましょう。

適度に日差しが当たる場所であれば、春にはキレイな花を咲かせることができるようになります。

ただし、風通しの良すぎる場所に置いてしまうと、木が若い場合折れてしまう可能性があるので注意が必要です。
風の強い日や風通しが気になる場合は、添え木をしてあげましょう。

水やり

アカシアは乾燥気味の場所を好むので、毎日こまめに水をあげる必要はありません。
鉢植えで育てている場合は、表の土が乾いてきたのが確認できたら1日置きくらいで水やりをしてください。

水やりは、鉢底から水が溢れだすくらいたっぷりあげるのがポイントです。

アカシアが根付いている場合は、基本的に水やりの必要はありません。
真夏の高温乾燥が続いたときだけ、たくさんのお水を与えてください。
とはいえ、あまり気にしなくても大丈夫そうです。

肥料選び

アカシアは、土の状態が悪くても育つことができる植物です。そのため、無理に肥料を与える必要はないでしょう。

花の付きが悪くなったり、気になる所見が出てきたら肥料を与えても問題ありません。
肥料をあげる場合は、植え替えのときに腐葉土と赤土を混ぜてみてください。

害虫・病気対策

アカシアに付きやすい害虫は「カイガラムシ」です。
カメムシの親戚だといわれており、表面が硬いものや柔らかいものなど約400種が発見されています。

カイガラムシが付いてしまうと、排泄物からアカシアにすす病菌が付いて、さまざまな病気の原因になるので早めに対策をしましょう。

基本的に風通しが悪く日の当たらない場所で育てると発生するので、育てる環境に注意が必要です。

万が一付いてしまったら、歯ブラシでこすって落とします。それでも落ちない場合は、薬剤を撒くか剪定をしてください。

剪定と植え替えをしよう!成長したアカシアの育て方

アカシアを育てていくとどんどん大きくなっていくでしょう。
大きくなるにつれトラブルも非常に増えていくので、元気に育てていきたいなら、トラブルをなるべく回避するような育て方が必要になります。

ここでは、よりアカシアを元気にする育て方を紹介します。

選定方法

アカシアを剪定するにあたって必要なものは以下の通りです。

アカシアはとても大きく育つ観葉植物です。そのため、大きな木を剪定する場合は脚立などを必ず用意しましょう。
手順を紹介します。

  1. 伸びた枝を整える
  2. 不要な枝の間引きをする

伸びた枝を切り落とす場合、なるべく新しい枝を避けて剪定する必要があります。
枝分かれをしている木を切る場合は、根元から切るのがポイントです。

また、風通しを良くすることは害虫予防にもなるので大切になります。なるべく不要な枝を間引いて、空間を作ってあげるようにしましょう。
アカシアの剪定は、花が咲いたあとの6月までに終わらせておくと良いです。

植え替えの方法

アカシアは植え替えを嫌う植物です。そのため、基本的に地植えをしたら植え替えはできません。
植木鉢から植木鉢に移す場合は、最大で二回り大きいものに交換してください。

あまり大きい鉢に入れ替えてしまうと、根っこばかりが大きくなるので気を付けましょう。

植え替えにコツは必要ありません。根っこを抜いたら次の植木鉢にポンッと置くようにすると上手にできます。

人気なアカシアの種類3選!

アカシアはたくさんの種類があるのをご存知ですか?
それぞれ素敵な花を咲かせるため、どれも人気が高いのが特徴です。
特に人気なアカシアは以下の3種類になります。

ギンヨウアカシアはキレイな黄色い花が咲かせるのが特徴のお花で、葉っぱが銀灰色になるので、観賞用にも最適の品種です。

フサアカシアは、ミモザとしても知られている品種です。
アカシアの品種の中でもとても人気があるので、アカシアといえばこの品種を思い浮かべる人も多いでしょう。

花が咲いている見た目はギンヨウアカシアとさほど変わりませんが、葉の色が緑で落ち着いていることから、落ち着いた印象を受けます。

アカシアブルーブッシュの葉っぱの色はシルバーブルーで、まるで羽のような柔らかい見た目が特徴です。

見た目が非常におしゃれなので、インテリアとして好まれる種類でもあります。
プレゼントにも好まれるため、日本でも非常に人気が高まっている品種です。

まとめ

アカシアにはたくさんの種類が存在しますが、どの種類も育て方を理解しておくことで
何年も楽しむことができるでしょう。

観葉植物はお花と違い、こまめなお世話が必要ない代わりに植え替えの頻度が置くなる傾向にあります。

特にアカシアは非常に大きくなる植物なので、購入する場合は何年も育てていくことを考えておくと良いです。
また、アカシアを購入する場合はネット通販がおすすめになります。

ネット通販であれば種類も豊富で、自分の好みのアカシアを見つけて購入することができるでしょう。
特にプレミアガーデンには、高品質でおしゃれなアカシアが揃っています。

プレゼント・自宅のインテリアとしてぜひ購入してみてくださいね。

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