花・観葉植物の育て方・プレゼントまで紹介

おしゃれな鉢の種類は?人気のデザインなども紹介

日々の疲れを癒してくれる観葉植物。近年では、自宅の部屋やオフィスの一角によく取り入れられています。

観葉植物は毎日見るため、どうせならおしゃれな鉢にしたいと考える方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おしゃれな鉢の種類をはじめ、人気のデザインや選ぶ際のポイントなどを解説します。

おしゃれな鉢の種類

おしゃれな鉢の種類として、主に4種類挙げられます。

それぞれの鉢の特徴を詳しく見ていきましょう。

陶器鉢

陶器鉢は、陶土と呼ばれる粘土を1,100~1,200℃で焼き上げた鉢です。ツルツルとした質感やマットな質感などがあり、比較的丈夫で長く使い続けられるのが特徴です。

また、水分が浸透しやすい素材ではあるものの過湿になりにくいため、植物にとって嬉しい環境を整えてくれます。

ただし、他の鉢と比べて重いため、移動させる際に一苦労に感じるかもしれません。

陶器ならではの風合いはインテリアとしても活用しやすく、どのようなシーンにも合わせられる植木鉢です。

テラコッタ鉢

テラコッタ鉢はイタリア語で「焼いた(cotta)」「土(terra)」を意味しており、素焼きの素朴な風合いが魅力の鉢です。通気性と排水性に優れているため、植物の健康な生育をサポートします。

また、経年変化により表面に苔や汚れが付着し、味わい深い雰囲気を醸し出すのも特徴の一つです。

デザイン面においても、シンプルで飽きのこない見た目でさまざまなインテリアに馴染みやすく、植物との相性も抜群なのでグリーンを引き立ててくれるでしょう。

ただし、陶器同様に粘土を使用しているので比較的重く、割れやすい性質がある点には注意が必要です。

プラスチック・樹脂鉢

プラスチック製や樹脂製の鉢は、比較的簡単に手に入れられるのが特徴です。デザイン性に優れており、豊富な形状や色が存在する他、割れにくく長持ちしやすい傾向にあります。

また、軽量な種類が多いので持ち運びがしやすく、陶器鉢やテラコッタ鉢と比べるとリーズナブルな点もメリットです。

一方、鉢の側面からの排水や通気性は乏しく、土の中の湿度が高くなりやすいデメリットがあります。その他にも、経年劣化による色褪せや割れが生じる可能性もあるため、数年単位での買い替えが必要になるかもしれません。

コンクリート鉢

コンクリート鉢は重厚感があり、無機質な印象を与えて落ち着いた雰囲気を演出してくれます。素材の特性を活かしたシンプルなデザインが多く、インダストリアルな空間との相性が良いです。

通気性や排水性にも優れており、植物が元気に育ちやすい環境を整えやすいのがメリットです。一方、強度はそこまで強くなく角が欠けやすいため、取り扱いには慎重さが求められます。

おしゃれな鉢のデザイン

おしゃれな鉢のデザインとして、主に以下の4種類が挙げられます。

ここでは、それぞれのデザインの特徴について具体的に紹介します。

シンプルモダン

シンプルモダンなデザインの鉢は、すっきりとした印象でインテリアに溶け込みやすいのが特徴です。具体的なデザインとして、無駄な装飾を省いたシンプルな形状やモノトーンカラーなどが挙げられます。

シンプルモダンの鉢なら植物の美しさを引き立てやすく、マットな質感やツヤのある質感などの素材感が豊富なのがメリットです。

シンプルモダンな鉢は、ミニマリストやモダンインテリアを好む方におすすめです。インテリアに溶け込みつつも存在感のある鉢を選べば、空間のアクセントになるでしょう。

北欧風

北欧風のデザインは、シンプルでありながら温かみのある雰囲気が特徴です。北欧風の鉢を選ぶ際は、白やグレーなどの淡い色合いを基調としたものや木目調やニット風の質感を取り入れたものを選ぶと良いでしょう。

その他にも、幾何学模様やドットなどのシンプルな模様が施された種類を選ぶのもおすすめです。

シンプルで温かみのある鉢は、植物本来の良さを引き立ててくれます。部屋の雰囲気に合わせて、北欧風デザインの鉢を選んでみてはいかがでしょうか。

ビンテージ風

ビンテージ風のおしゃれな鉢は、古びた質感やアンティークな雰囲気が特徴です。ビンテージには、年月を重ねたような味わい深い風合いや、レトロでノスタルジックな雰囲気を演出できるのが魅力として挙げられます。

ビンテージ風の鉢は、シャビーシックなインテリアや男前インテリアとの相性も抜群です。植物を引き立てながら、お部屋の雰囲気づくりにも一役買ってくれるでしょう。

和風テイスト

和風モダンテイストの鉢は、伝統的な和の雰囲気とモダンなデザインが融合したおしゃれな鉢です。和の質感を感じさせる素材でシンプルで洗練されたフォルムが多く、黒色や紺色といった渋めの色合いが特徴として挙げられます。

和風モダンテイストの鉢は、和室だけでなく洋室にも合わせやすいのが魅力です。シンプルで上品な佇まいの鉢に趣のある植物を合わせれば、洗練された和の空間を演出できるでしょう。

おしゃれな鉢を選ぶ際のポイント

おしゃれな鉢を選ぶ際、押さえておくべきポイントが存在します。

ここでは、特に意識したいポイントを2つ紹介するので、おしゃれな鉢を選ぶときに役立ててください。

植物が元気に育つ機能性を備えている

おしゃれな鉢を選ぶ際は、デザイン性だけでなく植物が健やかに育つための機能性をチェックしておくことが重要です。

具体的には、過剰な水はけを防げる排水性や根腐れ防止できる通気性、植物の生長に合わせたサイズ感などを確認することをおすすめします。

植物の種類によって必要な機能は異なりますが、上記の基本的な点を抑えておけば植物が元気に育つ環境を整えられるでしょう。

部屋の雰囲気を演出できるデザイン

おしゃれな鉢選びで重要なのは植物が元気に育つ機能性はもちろん、部屋の雰囲気を演出できるデザインを選ぶことも大切です。

鉢のデザインにはシンプルモダンなデザインをはじめ、北欧風のナチュラルデザインやレトロでビンテージ風デザインなど、さまざまなデザインがあります。デザイン一つで空間の印象が大きく変わるため、自身の部屋やオフィスの雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。

おしゃれな鉢植えカバーを使用するのも一つの手

植物を育てる鉢としておしゃれな種類を選ぶのも良いですが、手持ちの鉢を鉢植えカバーに入れて使うのもおすすめです。鉢植えカバーを利用すれば、植え替えが難しいシーズンでも気軽に雰囲気を変えられ、鉢からの水漏れを防いで汚れを最小限に抑えられます。

また、鉢のデザインに合わせて選びやすかったり、収納する際に場所を取らなかったりといったメリットもあります。

おしゃれな鉢植えカバーは、素材や大きさもさまざまなので、自身の好みに合わせて選ぶことが可能です。お気に入りのカバーを見つけて、部屋の雰囲気に合わせた装いを楽しんでみると良いでしょう。

まとめ

観葉植物の鉢には、陶器鉢やテラコッタ鉢、プラスチック・樹脂鉢、コンクリート鉢など、豊富な種類があります。デザインに関しても、シンプルモダンや北欧風、ビンテージ風、和風テイストなどさまざまです。

鉢選びの際は、植物が元気に育つ機能性と部屋の雰囲気を演出できるデザイン性の両方を重視しよう。

また、鉢植えカバーを使えば手軽に雰囲気を変えられるのでおすすめです。

ぜひ本記事を参考に、お気に入りの鉢を選んで癒し空間を演出してみてはいかがでしょうか。

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