観葉植物を置いているのにパッとしない、どの観葉植物を選ぶとおしゃれ映えするのかがわからないという方のために、観葉植物をおしゃれに飾る四つのコツや、人気の高い観葉植物を5選取り上げて紹介します。
観葉植物をもっとおしゃれに見せるコツや、置き場所や観葉植物の選び方にも関わる風水にも解説するので、ぜひ参考にしてください。
観葉植物をおしゃれに部屋へ飾るコツとは?
観葉植物をおしゃれに飾るコツは以下の四つです。
- 大きなサイズを選んでシンボルツリーに
- 小さな観葉植物は並べて飾る
- 天井や棚に吊るして飾る
- 水耕栽培にチャレンジしてみる
それぞれについて解説するので、おしゃれにしたい部屋での観葉植物の置き方、また観葉植物の選び方の参考にしてください。
大きなサイズを選んでシンボルツリーに
観葉植物は、大きなサイズのものを選ぶとシンボルツリーとなって部屋をおしゃれに演出してくれます。
リビングや玄関などの空間の広さを考慮し、植物の成長を見越してちょうど良いサイズを選ぶのがおすすめです。
置き場所は、部屋に入ったときに目につきやすく、かつ日当たりの良い場所を選ぶと良いでしょう。
小さな観葉植物は並べて飾る
小さな観葉植物で部屋をおしゃれに演出したい場合は、複数の種類を並べて飾ると良いでしょう。選ぶ植物は同一のものでも構いませんが、種類の違う植物を選んでそれぞれの葉色や樹形を楽しむのがおすすめです。
観葉植物を並べて飾る際に意識したいポイントは高さで、並べたときに高低差がある方がおしゃれ感がでます。大中小の大きさで並べると統一感のある空間になりますし、大小中で並べると個性的な空間を演出してくれるでしょう。
天井や棚に吊るして飾る
観葉植物を取り入れたい場合、天井や棚に吊るして飾るという選択肢もあります。
空間に立体感が生まれるほかインテリアとしての魅力も向上し、床に置くタイプとはまた違ったおしゃれな雰囲気を楽しませてくれるでしょう。置くスペースを確保する必要がないため、台所や洗面所といった狭い空間でも取り入れられるという点も注目してほしいポイントです。吊るして飾る方法を選びたい場合は、垂れ下がって伸びる樹形を楽しめるツル性植物や多肉植物、土を必要としないエアプランツなどを選んでみてください。
水耕栽培にチャレンジしてみる
おしゃれな演出にこだわるなら、水耕栽培にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
一般的な観葉植物は土が入った鉢に植えられていますが、小型の植物やツル性の植物などは水耕栽培も可能です。ガラス製の器を使うことでクリアな印象となり、雰囲気が明るくなるだけでなく、おしゃれな雰囲気も演出してくれます。
水耕栽培は、棚に置いたり吊るしたりするなど、さまざまな方法で楽しむことが可能です。
また、土を好む害虫が発生しにくいので、害虫が苦手な人でも安心して観葉植物を育てることができるでしょう。
メンズにも人気!おすすめな部屋に飾るおしゃれな観葉植物
部屋をおしゃれにしたいなら、以下の観葉植物を取り入れてみてはいかがでしょうか。
育てやすさも抜群で、初心者の方でも気軽に取り入れられます。
特徴 | おすすめな飾り方 | |
ゴムの木 | 種類ごとに違う、さまざまな樹形や葉の模様を楽しめる | シンボルツリー |
パキラ | 光沢のあるみずみずしい葉をつけ、明るい雰囲気を楽しませてくれる | シンボルツリー |
ガジュマル | 気根のうねりが独特な雰囲気を楽しませてくれる | 他植物と並べて飾る
1鉢でも印象的 |
ユッカ | 細長いシャープな葉が印象的で、スタイリッシュな雰囲気を演出してくれる | シンボルツリー |
ポトス | ツルが長く伸びる特徴をもち、さまざまな飾り方を楽しめる | 天井や壁、水耕栽培 |
それぞれの観葉植物について特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ゴムの木
ゴムの木といってもその種類は非常に多く、選ぶ品種によって違った樹形や葉の模様を楽しませてくれます。
なかでも高い人気を誇るのは、真っすぐに伸びた茎の先にハート型の葉をたくさんつけるウンベラータと、うねりながら伸びる白い幹が印象的なフィカス・ベンガレンシスです。
このほかには、斑模様が入った楕円の葉をつける品種もあれば、這って枝を伸ばすツル性の品種もあります。
品種を変えることで飾り方を変えられるため、シンボルツリーを探している人だけでなく、並べたり吊るしたい人にもおすすめです。
パキラ
パキラは、5枚〜6枚の光沢のあるみずみずしい葉をつける観葉植物です。
明るい葉色と手を広げたような樹形が、お部屋を明るい雰囲気に演出してくれるだけでなく、目にした人を元気にしてくれるような雰囲気も持っています。
1本1本幹の太さやうねり方が違うため、さまざまなパキラを見比べて選ぶと良いでしょう。
また、なかには小さな幹を編み込んだパキラもあるので、個性的なものを好む方はぜひ注目してみてください。
ガジュマル
ガジュマルは、土の上で成長する個性的な気根が独特な雰囲気を楽しませてくれる観葉植物です。
何本にも別れて木をしっかり支える姿はどこか男らしいため、男性にも人気があります。
ガジュマルにはさまざまな種類があり、丸い濃緑の葉をつける品種やツル性で天井や壁から吊るせるタイプがあるため、空間に合わせて選ぶと良いです。
ユッカ
ユッカは、剣のような形をしたシャープな葉をつける観葉植物です。強く上に伸びる葉はエネルギッシュな雰囲気があり、全体的な樹形はモダンでスタイリッシュな印象を与えてくれます。柔らかく優しい雰囲気ではなく、クールでカッコイイ雰囲気のお部屋にしたい方にぜひおすすめです。
ちなみに、ユッカも選ぶ種類によって葉の模様や樹形が違ってきます。置くものによって雰囲気が変わるため、ぜひさまざまな品種を見比べて選んでみてください。
ポトス
ポトスは茎が伸びていくツル性の植物で、さまざまな飾り方を楽しめる観葉植物です。
天井に吊るしたり、棚に置いて垂れ下げたりして飾ることができるので、おしゃれな空間創りにこだわる人に人気があります。
水耕栽培もできるため、好きなガラス容器に入れて飾るのも良いでしょう。
鉢に支柱を立てて茎を這わせれば上に伸びていくため、大きく育ててシンボルツリーとすることも可能です。
選ぶ種類によって葉の形、葉の模様、葉の色の濃淡が違うため、比較しながら好きな品種を選んでみてください。
部屋の中でおしゃれな観葉植物を育てるためのポイント
おしゃれな観葉植物を元気に長く楽しむためには、以下のポイントを抑えておきましょう。
- 日当たりの良い場所に置く
- 葉水をこまめに行う
- 植木鉢やプランターにこだわる
- 風水の効果も調べておこう
それぞれのポイントを解説していきます。
日当たりの良い場所に置く
植物は光合成を行うため、日光が欠かせません。午前中から午後にかけて6時間程度日光の当たる場所で管理をしましょう。
ただし、夏場の直射日光は「葉焼け」の原因となるため、レースのカーテンなどで調整しながら避けてください。
日光が入りづらい場所で管理をする場合は、植物用の育成LEDライトを用意するなどの対策が必要です。
葉水をこまめに行う
葉水とは霧吹きなどで葉に水分を与えることで、以下のような効果が期待できます。
- 葉の上にたまりやすいほこりを落とす
- 葉の成長を促す
- 葉の乾燥を防ぐ
- 虫が発生しにくくなる
葉水を行うときは見えている葉の表だけでなく、裏までしっかり濡らしてください。
水が滴るほど吹きかけると良いとされるため、電動の霧吹きを用意しておくと良いでしょう。葉水をこまめに行うことで、観葉植物の葉がぷっくりとした状態を保つことができます。
植木鉢やプランターにこだわる
購入した植物をもっとおしゃれにするコツは、植木鉢やプランターにこだわることです。
ナチュラルな風合いが好きなら木製、スタイリッシュな雰囲気が好きならセメント製、個性を出したいならブリキ製や陶器製なんかも良いでしょう。
水耕栽培の場合は、一輪挿しの花瓶やボールガラス、おしゃれな食器など、さまざまなガラス製品を検討できます。
吊るして飾る場合は、紐の種類や編み方にこだわってみるのもおすすめです。
風水の効果も調べておこう
観葉植物は自然の力で大きく育つので、風水的には運気を上げる最高のアイテムです。例えば、リビングに観葉植物を飾ると「家族運アップ」が期待でき、玄関に飾ると「全体運アップ」が期待できます。
ちなみに観葉植物自体にも異なる効果があるので、詳しく見ていきましょう。
- ゴムの木・・・明るい方向へ導く
- パキラ・・・邪気を払う
- ガジュマル・・・気持ちを落ち着かせる
- ユッカ・・・邪気を払う
- ポトス・・・運気が上がる
場所と植物の相性を見ながら置き場所を考えると、より風水の効果を期待できます。
まとめ
観葉植物をおしゃれに飾るコツはたくさんありましたね。大きさによって、雰囲気がガラリと変わるので、シーンに合わせたものを選ぶようにしましょう。
置き場所は、風通しが良く日光が当たる場所がおすすめです。耐陰性の強い観葉植物も定期的に日光に当てないと上手に育たないので、必ず日光を当ててあげましょう。
雰囲気にあった観葉植物を選んで、ぜひ部屋の中をおしゃれにデザインしてください。