観葉植物がほこりまみれ!?汚れる原因と対処法をご紹介

観葉植物

観葉植物は、初心者でも手軽に育てることができますが、育てる際にほこりが溜まってしまうと育ちが悪くなってしまいます。観葉植物を元気に育てるためには、生育環境がとても重要になりますので、ほこりも定期的に取り除く必要があるのです。この記事では、観葉植物のほこり対策についてまとめています。

ほこりが原因で起こる観葉植物のトラブル

ほこりが溜まってしまうと、観葉植物に様々なトラブルが起こりやすくなります。観葉植物を元気に育てるためには、生育環境を整える必要があるので、ほこりが溜まらないようにしなければいけません。まずは、ほこりが原因でどのようなトラブルが起こるのか理解しておきましょう。

不衛生な環境になる

ほこりは、衣類などの繊維や空気中の細菌・カビ・人の皮膚のかけら・フケ・髪の毛など、さまざまなゴミの塊です。これらがエアコンの風などで集まりほこりになります。ほこりが何からできているのかということを考えれば、不衛生であることは一目瞭然です。これが沢山観葉植物の上に蓄積してしまうと、観葉植物の生育にも影響してきます。

光合成ができなくなる

観葉植物は充分な光をあてることで光合成をします。しかし、ほこりをかぶってしまうと植物にあたる光の量が少なくなってしまい、光合成が成立できなくなります。

植物にとって光合成は生きていくうえで必要不可欠になるので、必ずほこりを取り除くようにしましょう。

害虫が集まりやすくなる

観葉植物には、ハダニ・カイガラムシ・アブラムシ・コバエ・コナジラミなどの害虫が発生しやすいと言われています。この中でも、ほこりが増えることで発生する確率が高くなってしまうのがハダニです。ハダニは、ほこりがある環境に住み着きやすいと言われているので、ほこりがあることでより発生しやすくなります。害虫が集まると、観葉植物が、傷んでしまう原因になるため、ほこりが溜まる前に取り除きましょう。

観葉植物のほこりを取る簡単な方法

観葉植物のほこりを取り除く場合、どのようにすれば良いのでしょうか。ほこりを取り除く方法をお伝えします。

布巾などで拭く

布巾などを使ってほこりを拭きとるという方法は、一番スタンダードなやり方です。キッチンペーパーを使うと行いやすいです。水で濡らしたキッチンペーパーで、葉っぱを1枚1枚丁寧に拭きます。1枚1枚葉っぱを見ることで、葉の状態も確認できるので、害虫がついている場合も除去しやすくなるでしょう。葉っぱを引っ張らないように優しく取り除いてください。

葉水をする

ほこりを直接取り除く方法とは異なりますが、葉水をすることでほこりを簡単に取り除くことが可能です。また、こまめに葉水を行うことで、ほこりの予防や観葉植物を元気に保つことができます。

葉水はできるだけ毎日行うようにしましょう。根本に水をかけすぎると「根腐れ」の原因となるので葉だけに水をかけるように心がけてください。

リーフブラシを使用する

観葉植物のほこりを落とす際、できるだけ葉っぱにダメージを与えないでほこりを落とすなら、リーフブラシを使うのがおすすめです。リーフブラシは、葉っぱに積もったほこりを落とすための専用ブラシなので、優しくほこりを取り除けます。リーフブラシが手元にない場合は「メイクブラシ」でも大丈夫です。メイクブラシなら、100円ショップでも購入できるので、用意しておくと便利でしょう。

ビールや牛乳を使えばツヤもでる!

観葉植物の葉っぱのほこりを落とすと同時に、葉っぱの表面を綺麗にすることができるのが、ビールや牛乳を使って葉っぱを拭くという方法です。

ビールや牛乳の中に入っている「タンパク質」が皮膜となりツヤを出してくれるとされています。

牛乳を使用する場合は、2〜3倍に水で薄めて葉の表面を拭いてください。ビールを使用する場合は、飲み残しの少量を布に取って、葉の表面を拭くようにしましょう。

マイクロファイバー手袋や軍手を使う

ほこりを落とす方法として、マイクロファイバー手袋や軍手を使う方法もあります。これらも100円ショップで購入することができるので、用意しておくと便利です。力を入れてしまうと葉っぱや枝を傷つけてしまう可能性があるので、優しく丁寧に拭き取るようにしてください。

フェイクグリーンにもほこりが溜まりやすい!その理由とは

フェイクグリーンとは、名前の通り偽物の観葉植物です。一生枯れないメリットを持っていますが、ほこりが溜まりやすいデメリットも持っています。なぜ ほこりが溜まりやすいのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

表面がボコボコしているから

フェイクグリーンの葉っぱは、表面がぼこぼこしているものが多いため、ほこりがたまりやすいです。一見本物と大差が無いように見えますが、実は葉の表面はフェイクグリーンのほうがボコボコしています。そのため、ほこりが溜まりやすく不衛生になりやすいです。

水やりの習慣がないから

フェイクグリーンは生きている植物ではないので、水やりの習慣がありません。そのため、置いたらそのままという人も多く、結果ほこりが溜まっていることにも気づかずに過ごしてしまうことが多いです。

ほこりを取ったあとの観葉植物の管理方法

観葉植物は、ほこりを取り除くだけでは元気に育てることができません。正しい管理方法で、育てることで元気で綺麗な観葉植物を楽しむことができます。では、どのように育てていけば良いのでしょうか。基本的な管理方法をご紹介します。

日当たりの良い場所に置く

観葉植物は太陽の光を栄養にぐんぐん育っていきます。そのため、ほこりを取り除いたあとは日当たりの良い場所に置くようにしましょう。観葉植物の中には耐陰性が強い品種もありますが、全く日光に当たらない環境で育てると弱ってしまいます。日陰で育てる場合は定期的に日光浴をさせることが大切です。

水やりをする

観葉植物は水分をあまり必要としない植物ですが、定期的な水やりは必須です。特に夏は、気温が高いので土も乾燥しやすく、秋冬と比較すると水を沢山あげることになります。土が湿っているのに水を与えると根腐れしてしまうので、土の表面が完全に乾いて、水分が残っていないことを確認してから水をあげてください。秋冬は、土が乾いてから7日程度で水を与えるとちょうど良いです。

葉水は毎日行う

観葉植物を元気に育てたい場合、葉っぱが元気かどうかを確認する必要があります。葉っぱの色は、観葉植物の健康状態を把握することができるので、こまめに確認しましょう。葉っぱが乾燥してしまうと、傷んでしまうので葉水を行ってください。霧吹きに水を入れて、葉っぱにたっぷりとかけます。葉水は毎日行いましょう。

まとめ

観葉植物のほこりを放置してしまうと、植物が傷んでしまう原因になります。そのため、ほこりがたまる前にこまめに掃除してあげましょう。掃除する際は、力を入れず優しく行ってください。観葉植物を長持ちさせるためには、このような基本的なお手入れを欠かさないことがとても重要です。こまめに管理をして元気な観葉植物を育てましょう。

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