比較的暖かい場所を好む観葉植物ですが、ただ暖かい場所だけでは観葉植物は上手に育ちません。また、季節によっても育てる環境を変える必要があるので、正しい置き場所を覚えて置く必要があるでしょう。
インテリア的にこの場所に飾りたい!などの希望がある方も多いと思いますが、何も考えずに置くと、実はその場所が観葉植物を置くのに適していないこともあるかもしれません。
この記事では、観葉植物を置くのに適している場所について詳しく解説します。
観葉植物に適している置き場所とは
観葉植物を育てるのに適している場所の条件は、以下の通りです。
- 日当たりが良い
- 風通しが良い
- 置く場所の温度も大切!
それぞれの条件について、詳しく解説をしていきます。
日当たりが良い
観葉植物は日当たりの良い場所を好むので、室内で育てる場合は一番日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
大きな窓が多いリビングや、ベランダのある部屋は日当たりが良いので、観葉植物を育てるのに適しています。
ただし、品種に寄ってはそこまで日当たりを重視しない観葉植物もあるので、日陰でも育つ品種は、日当たりを重視しなくても問題ありません。
風通しが良い
観葉植物を長く楽しむには、風通しの良い置き場所を選ぶことも大切です。
特に、水やりの後や部屋が加湿された状態で観葉植物を育てると、根が蒸れて「根腐れ」を起こす可能性があります。
また、害虫が付きやすかったり、カビが生えやすくなるので、どの品種も必ず日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。
置く場所の温度も大切!
観葉植物は、元々暖かい地域を原産としている品種が多いので、暖かい場所を好みます。
耐寒性を持たない観葉植物も多いので、なるべく暖かい場所で管理するようにしましょう。10℃以下を下回る場合は、室内で管理することをおすすめします。
また、最初から室内で管理する場合は、室内温度が一定になるようにすると、観葉植物も育ちやすいです。適温は品種によって異なるので、なるべく育てる前に調べておくと良いでしょう。
風水的におすすめな観葉植物の置き場所
観葉植物は風水的な効果も非常に期待できると人気があります。置く場所によって風水効果が異なりますが、特に効果を発揮してくれるとされる置き場所は以下の3つです。
- 玄関
- リビング
- トイレ
それぞれを詳しく解説していきます。
玄関
玄関は風水的に見ると、悪い運気と良い運気の両方が入り乱れる場所です。
そのため、観葉植物を置いて気を整えると運気が上昇します。とくに、先の尖った葉っぱの観葉植物は、邪気を刺して家に入れないという効果があるようなので、玄関先に置くのがおすすめです。
リビング
家族が多く集まるリビングは、観葉植物を飾ることで家族運をアップさせる効果があります。
また、リビングは家の中でも過ごす時間が多い場所でもあります。
風水的な効果だけではなく、常に見える場所に観葉植物を飾ることで、癒し効果や空気洗浄が期待できるでしょう。
トイレ
風水においてトイレは、不浄の場所だと言われています。そのため、運気を上げるには常に掃除をして清潔にしておくことが大切です。しかし、どうしても毎日キレイに掃除するというのは難しく、悪い運気も溜まりがちになります。
そんなトイレに観葉植物を置くことで、悪い運気を常に吸収してくれるので、良い運気のままトイレを清潔に保つことができるでしょう。
テレビなどの電気機器の近く
電気機器の近くはどうしても気の流れが弱く、悪い運気が溜まりやすいです。そのため、観葉植物を電気機器の近くに飾って、悪い運気を吸収してもらいましょう。
リビングにある電子機器の近くに観葉植物を置く場合は、なるべく大きめのものを選ぶと効果があるようです。
観葉植物を飾るのにふさわしくない置き場所
観葉植物を飾る場所はどこでも良いというわけではありません。
場所によっては枯れる原因になるため、置いてはいけない環境を知っておく必要があるでしょう。
この記事では、観葉植物を飾るのにふさわしくない場所を、いくつかご紹介します。
エアコンの風が当たる場所
エアコンの風が当たる場所は、観葉植物の葉っぱを傷つける原因になるので、置くのを避けましょう。さらに、エアコンの風は観葉植物の葉っぱを乾燥させる可能性も高いです。
どうしても風が当たってしまう場所に置く場合は、毎日葉水をして乾燥を防ぎましょう。
直射日光が当たる場所
日当たりの良い場所を好む品種が多い観葉植物ですが、直射日光が当たると葉焼けを起こし、最悪枯れてしまうこともあるでしょう。
特に、夏の強い日差しは観葉植物にとって強く葉焼けの症状が出てしまうことが考えられます。屋外なら日よけの下で管理をするか、室内は薄いカーテン越しに管理すると良いでしょう。
冬は窓際やベランダに置くのは避けよう
冬の時期は観葉植物を室内で育てるのが好ましいです。
しかし、室内でもベランダや玄関、窓際はどうしても外と同じ気温になることが考えられるので、観葉植物が寒さに耐えきれずに枯れてしまうことがあります。
室内で管理する場合は、なるべくリビングなどの暖かい場所で、窓際を避けてください。
観葉植物の置き場所がない場合はどうする?
観葉植物は大きいものが多いイメージがありますが、イメージ通りの大きなものを購入してしまうと、どうしても部屋に置けないという事態が発生します。
そのため、置き場所に困らないようになるべく部屋のサイズに合った観葉植物を選ぶようにしましょう。
どうしても置く場所がない場合は、上から吊るすタイプの観葉植物もあるので、自分の生活スタイルに合わせて支障のない観葉植物を準備しましょう。
まとめ
観葉植物は、置き場所さえきちんと理解して育てれば簡単に育てることができます。寒さや乾燥、直射日光に気をつけて置き場所を決めましょう。
育てる環境を整えれば観葉植物は誰でも簡単に育てることができます。
ほかにも、水やりや肥料の方法など、品種によって内容は異なるので、事前に調べて置くことが上手に育てるポイントです。ぜひ観葉植物を上手に育ててみてください。
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