ベンジャミンの育て方や植え替えの方法を詳しく解説!

記事一覧

ベンジャミンは、観葉植物としてもインテリアとしても人気の高い植物です。明るい場所に置いてたっぷり水をやること、1~2年に1回植え替えをすること、その他いくつかの注意点を押さえることで、立派に育ってくれます。おまけに風水的にも良い影響があり、シンボルツリーとしてもおすすめです。

 

観葉植物を育ててみたい!おしゃれな観葉植物が欲しい……そんな方におすすめなのが、ベンジャミンです。ベンジャミンは、育て方のコツさえ分かれば誰でも上手に育てることができます。

そこで、今回はベンジャミンの育て方について詳しく解説していきます。

 

ベンジャミンってどんな植物?

ベンジャミンは、インドから東南アジアを原産とする常緑樹です。葉は丸みを帯びた優しい形で、種類によっては白い斑点が入ったものもあります。

環境が合えば20mほどの大木に育ちますが、日本では鉢植えで1~2mあたりまで育てるのが一般的です。

また、ベンジャミンといえば三つ編みにされた幹や、真ん丸く剪定された形を思い浮かべる人も多いでしょう。これは、柔らかい幹やよく生い茂る葉といったベンジャミンの特徴を上手く利用したものです。このようなデザイン性の高さから、観葉植物だけでなくインテリアとしても人気があります。

 

ベンジャミンの育て方

ベンジャミンは、丈夫で簡単に大きく育つ植物です。そのため、観葉植物としては初心者向けと言ってもいいでしょう。ただ、ベンジャミンの原産地と日本とでは環境の違いも大きいため、長く付き合っていくには育て方のコツを知っておく必要があります。いくつかの注意点を頭に入れておくだけで、数年後には家のシンボルツリーになってくれるはず。

それでは、ベンジャミンの育て方について詳しく見ていきましょう。

 

置き場所

ベンジャミンは耐陰性が高く、日陰でも比較的育てやすい種類です。日が当たらないからといって、すぐに枯れることはありません。ただし、基本的には日当たりを好む植物なので、日がよく当たる明るい場所に置くようにしましょう。

冬以外の季節は屋外でも元気に育てることができます。その際は葉焼けが起こらないように、直射日光が当たりにくい場所に置くようにしましょう。特に、葉に模様の入った種類は、葉焼けしやすいため注意が必要です。

 

水やり

春から秋までは、土の表面が乾いたら鉢底から水が溢れ出るくらい、たっぷりの水を与えましょう。逆に冬は、ベンジャミンが栄養をあまり必要としないので、少量の水で乾燥気味に育てます。

水やりの際に注意したいのは、水はけを良くすることです。ベンジャミンは水が好きですが、多湿には弱く、土がいつまでも湿ったままだと根腐れを起こし腐ってしまいます。そのため、水をやる前には土の湿り具合を確認しましょう。表面が湿っていたら、まだ必要ないというサインです。

また、鉢皿にたまった水も根腐れの原因になるので、水やりのあとは必ずあげてください。

 

肥料

ベンジャミンは丈夫な植物なので、肥料が絶対に必要というわけではありません。それでも肥料を与えたほうが成長は速くなるので、早く大きくなった姿が見たい!という人は、ベンジャミンに肥料を与えましょう。

春から秋の2~3カ月に1回を目安に、1000倍に薄めた液体肥料か、緩効性の顆粒肥料を与えてください。

冬は肥料焼けを起こす可能性が非常に高いので、与えないように注意しましょう。

 

ベンジャミンは植え替えが必要?

観葉植物を育てる上で悩むのが、植え替えをするかどうかという点です。植え替えたほうが植物は大きく元気に育ちますが、面倒な作業はできれば避けたいですよね。では、ベンジャミンに植え替えは必要なのでしょうか?

結論から言うと、ベンジャミンは植え替えを必要とする植物です。面倒であれば頻度を下げても構いませんが、基本的には1~2年に1回は植え替えをするようにしましょう。

それでは、植え替えが必要な理由や、その方法について解説していきます。

 

植え替える理由

冒頭でお伝えした通り、ベンジャミンはとても大きくなる植物です。そのため、小さい鉢のままでは増え過ぎた根が入りきらなくなり、根詰まりを起こして枯れる原因になります。

どうしても大きくしたくない場合、根の剪定などをすれば小さい鉢のまま育てていくことも可能です。ただ、根を傷つけることで、枯らすリスクや手間を考えると、植え替えのほうが遥かに早くて簡単といえるでしょう。特別な事情やこだわりがなければ、ベンジャミンの植え替えは定期的に行うのがおすすめです。

 

植え替えの方法

今ある鉢よりも大きな鉢に底石を入れ、ベンジャミンを土ごと植え替えてから、足りない土を追加します。土は、水はけの良いものを使いましょう。

時期は5~6月あたりがベストです。頻度は1~2年に1回が目安ですが、成長が速く明らかに窮屈そうな場合や、根が鉢からはみ出してきた場合などは植え替えのサインなので、暖かくなる時期を待ってから植え替えましょう。

 

ベンジャミンを育てるときの注意点

丈夫で大きくなりやすく、比較的誰にでも簡単に育てられるベンジャミンですが、育てるときの注意点がいくつかあります。

どれも決して難しいものではなく、少しの注意で解決できるものばかりです。あまり気負うことなく、気軽な気持ちで確認してみてください。

それでは、ベンジャミンを育てるときの注意点について見ていきましょう。

 

寒さに注意

ベンジャミンは、もともと熱い地域の植物です。そのため、冬の寒さには注意が必要です。できれば10度以上、最低でも5度以下にならない場所で育てましょう。屋外で育てている場合は屋内に取り込んでください。気温が下がりやすい窓側に置く場合はレースカーテンを敷くなどして、長時間寒い環境にさらされないように工夫することが大切です。

 

季節によって必要な水分量が変わる

水やりの項目でも解説しましたが、ベンジャミンは季節によって必要な水分量が違います。春から秋にかけてはよく成長する時期で、水も大量に必要になります。特に夏場は水切れに注意しましょう。

一方で冬場は成長が遅く、水分も少なめにして乾燥気味に育てます。土が湿ったまま寒い外気にさらされると根が傷んで葉が落ちてしまうので、注意が必要です。

 

置き場所を変えるだけで運気アップも!

最後に、風水についても少しご紹介します。

ベンジャミンの花言葉は「家族の絆」「夫婦愛」。縁起の良い花言葉に加えて、その丸く優しいフォルムから、リラックス効果や人間関係の円滑化に効果があると言われています。

運気の入り口である玄関に置けば気の流れを整える効果が、人が集うリビングに置けば家の雰囲気を明るくする効果があると言われています。また、人間関係を司る東南、北西に置けば、社交運や仕事運のアップも期待できるそうですよ。

 

まとめ

以上、ベンジャミンの育て方や植え替え方法などについて、詳しく解説してきました。

水分量や温度管理など、いくつか気をつけなければならない部分もありますが、ベンジャミンは基本的には手がかからず育てやすい植物です。

大きく育ってくれるので、育てがいも感じられます。大切に育てれば、きっとあなたの家や家族を見守るシンボルツリーになってくれるでしょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました