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アレカヤシを元気に保つ育て方とは?剪定方法やよくある質問をご紹介

アレカヤシ

アレカヤシという名前を聞いても、どんな植物か思いつかない、という方も多いですよね。ですが、実はアレカヤシは身近な植物で、ホテルのロビーや飲食店の入り口などによく飾ってある観葉植物です。

背が高く、放射線状に茂った葉と言われると、少し思い当たる方もいるかもしれません。存在感がありながら、でもどんな雰囲気にも自然に馴染んでくれる落ち着きが魅力です。

この記事では、そんなアレカヤシの育て方や隠れた魅力をたっぷりとお届けしていきます。

アレカヤシの特徴

植物名 アレカヤシ
学名 Dypsis lutescens
科名 ヤシ科
原産地 マダガスカル
草丈 1.5m前後
耐寒性・耐暑性 弱い・強い

アレカヤシの外観は、放射線状に茂る黄緑色の葉で、少し光沢があるのが特徴です。原産地はマダガスカルで、熱帯地方に自生している植物のため暑さには強いものの寒さに弱い植物でもあります。

日本であれば必ず室内で育てる必要がありますが、比較的育てやすく、どんどん成長してくれます。

また、茎に黒い斑点が見られるのも特徴です。実は、育て方によっては花が咲くという話もありますからしっかりとお世話をしてあげることで、様々な表情を見せてくれる植物です。

アレカヤシを元気に育てるためのポイント

アレカヤシの魅力を引き出すには、どんな風に育てるのが最も良いのでしょうか。アレカヤシを元気に育てるためのポイントをいくつか紹介します。

環境づくり

南国生まれのアレカヤシですから日光に強いと思われるかもしれませんが、あまり直射日光に当てすぎてしまうと葉が変色してしまう可能性があるため、直射日光がしっかりと当たる場所はおすすめできません。

とはいえ、日光が当たらないと元気に育たないので、日当たりの良い場所で直射日光が避けられる場所に置くと良いでしょう。また、室温は10℃以下にならないよう注意してあげて下さい。

室内温度が40℃を超えるようであれば、日陰や涼しい場所に移してあげることをおすすめします。エアコンの風が直接当たる場所も、葉が傷んでしまいますので避けるようにしましょう。

土は水はけの良いものが適しています。観葉植物用で販売している市販の土で問題ないです。

水やり

アレカヤシは、気温が低くなると休眠してしまう植物です。そのため気温に応じた水の調整が元気に育てるための秘訣になります。

15℃以上の温かい日であれば、水はたっぷり与えてあげるのがおすすめ。土が乾燥してきたら小まめに水を与えて下さい。もちろん、あげすぎは良くないので鉢の水受けに水を溜めない程度にしておくのが大切です。

15℃以下になってきたら、水の量はやや控えて、ゆっくりめの水やりに切り替えましょう。

目安としては、土の表面が完全に乾燥してから2~3日後に水やりをする方法です。枯れないか心配になるかもしれませんが、完全に乾燥した後で水やりをすることでアレカヤシの耐寒性を高めることができます。

肥料選び

肥料を与えるときは、ゆっくりと効果が長持ちしやすい緩効性肥料を置き肥するのがおすすめです。成長期の春から夏にかけてが栄養が必要になるため、その時期に肥料を与えるようにします。

養分が足りないと、わかりやすく葉が変色してくるので、早めに追肥することで対応します。また、冬の成長が緩やかな季節に肥料を与えてしまうと、葉が肥料焼けを起こしてしまうことがあります。肥料は春~夏の成長期だけと覚えておきましょう。

また、病害虫を寄せ付けないために化学肥料を選ぶのもおすすめです。

病気・害虫対策

アレカヤシはハダニなどの害虫がつくことがあります。ハダニは乾燥が原因になることが多いので、しっかりと乾燥を防ぐことが大切です。

通常の水やりだけでなく、葉にも霧吹きなどで水をかけるのがおすすめです。また、カイガラムシやアブラムシといった害虫には専用の殺虫剤を使うか、ブラシ等で小まめに取り除く必要があります。

室外で育てる場合にはダンゴムシやバッタにも注意しましょう。
また、カイガラムシはアレカヤシの病気の原因にもなります。

カイガラムシが付くことによって、葉っぱが黒くベトベトになる「スス病」を発症する可能性があるので注意しましょう。

剪定と植え替えでアレカヤシをもっと元気に育てよう!

年中を通して成長するアレヤカシを元気に育てるうえで、剪定と植え替えは大事なポイントです。植え替えの頻度はそんなに多くありませんが、時期を見て行う必要があります。剪定や植え替えが初めての方でもわかかりやすいようにご紹介します。

剪定方法

アレカヤシは年中葉が伸びる植物なので、葉が重なって成長を妨げるようであれば小まめに剪定を行いましょう。葉が多い植物ですので、元気に育ってくるうちに思いの外ボリュームが出過ぎてしまう場合もあります。

定期的な間引きはもちろんのこと、枯れてしまった部分は小まめに根本から取り除きます。風通しを良くしてあげるのがポイントです。

植え替え方法

アレカヤシは葉だけでなく根も年中成長しているので、植え替えをしてあげないと鉢の中で根詰まりを起こしてしまいます。目安は1~2年に1度ほどですが、植え替えをするときにはひと回り大きい鉢を用意する必要があります。

ただあまり大きな鉢に植え替えてしまうと、その鉢の大きさだけ成長してしまうため、高さや大きさには気を付けて選んでみて下さい。

アレカヤシが枯れた場合の対処法って?

アレカヤシを育てるうちに、元気が無かったり葉が変色したりといったトラブルがあるかもしれません。アレカヤシが枯れる原因として、水切れや直射日光、寒さ、害虫等が挙げられます。

もし葉が枯れてきたり、茶色に変色してきた場合には土が乾いていないか確認してみましょう。特に春~夏の成長期には水がたっぷり必要になります。もし最近水はけが悪いと感じることがあれば、根詰まりを起こしている可能性があります。

鉢から根が出ていないか確認して、必要があれば植え替えを行いましょう。
また、夏の時期に直射日光に当てすぎても葉が変色することがあります。夏であれば日当たりを確認して、明るい日陰に移しましょう。

冬の時期であれば、寒さで枯れてしまうことがあります。日中はなるべく日の当たる暖かい場所に置き、冷え込む夕方以降は窓辺から離し暖かい場所で育てるようにしましょう。

アレカヤシの育て方に関するよくある疑問

アレカヤシを元気に育てる方法についてお伝えしてきましたが、よくある疑問についても答えていきたいと思います。

葉が広がりすぎたアレカヤシはどうすればいい?

アレカヤシは葉の多い植物です。年中成長し葉が増えていくため、あっという間に大きくなったと感じるかもしれません。そんなときには植え替えや株分けを検討するのもおすすめです。

葉と同じように根もどんどん成長しているため、根詰まりを起こして必要な養分や水分が全体に行き届かなくなるかもしれません。

鉢からはみ出てしまった根や腐ってしまっている根は切り落とし、株の間に刃を入れていくつかに切り分けるのが株分けです。新しい鉢に移してあげて、たっぷりの水をあげて下さい。

新芽が出始めた頃は、明るい場所に移動させるのも良いです。植え替えや株分けは成長期の5~7月頃に行いましょう。

アレカヤシの葉が垂れて大きくなりません

アレカヤシの葉が垂れてきたり、枯れてきたというときは水不足の可能性があります。春や夏の成長期にはたっぷりと水が必要になりますので、土の表面が乾いてきたら水をあげるようにしましょう。

ただ、もしコンパクトに育てたいということであれば水やりは控えめで大丈夫です。しっかり剪定してあげることでまた元気に育っていきます。

アレヤカシの成長速度はどれくらい?

アレカヤシは成長の早い植物です。年中を通して成長し、3~8メートルの高さまで伸びていきます。特に暖かい春~夏の時期は成長期と呼ばれ、たっぷりと水を吸ってどんどん葉を増やしていくでしょう。見えないところで根も広げています。

葉は年中通して剪定が必要になりますが、根の方は植え替えや株分けが必要です。

また、寒い冬になってくると成長速度はゆっくりになります。この時期には水を与えすぎず、やや乾燥している状態を保ってあげるのが耐寒性を高めて枯れにくくするコツです。

風水効果のあるアレカヤシの飾り方って?

アレカヤシは風水的に良いとされている植物です。出会い運が良くなると言われており、やる気が高まる効果もあると言われています。アレカヤシの花言葉は「元気」で、気持ちを前向きにしてくれる植物です。

風水効果を考えて置き場を決めるときは、東南の方角が良いとされているため東南の方向にある部屋に置いてみるのがいいでしょう。勉強や仕事をするスペースに置くと風水効果でモチベーションアップが期待できます。

まとめ

商品ページはこちら

1度は見たことのあるアレヤカシですが、知られていない魅力がたくさん詰まった活力あふれる植物です。自宅用や贈り物に購入したい方は、通販での購入がおすすめです。

アレカヤシはやる気を高める効果があると言われていますから、特に企業やお店に贈るグリーンギフトとして喜ばれます。

プレミアガーデンではアレカヤシを取り扱っております。

ラスターポット付、高さ70㎝~80㎝のアレカヤシが6,800円で購入可能です。
この商品は本州のみ配達ができます。

ぜひアレカヤシを購入して育ててみませんか?

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