寝室は身体を休めるための大切な場所です。そのため、空間や寝具にこだわっている人も多いでしょう。観葉植物は、いろいろな良い面をもっていますが、寝室に飾ることでどんなメリットが生まれるのでしょうか。この記事では、寝室に飾る観葉植物の選び方や、おすすめの品種などを具体的にご紹介していきます。
寝室に置く観葉植物の選び方
寝室は身体を休めるために大切な場所です。そのため、空間を大きく乱さない観葉植物を選ぶ必要があるでしょう。
とくに選ぶときに意識したいポイントは以下の通りです。
- 耐陰性があるものを選ぶ
- 乾燥に強い品種を選ぶ
- 寝室の雰囲気に合ったものを選ぶ
それぞれを詳しくみていきましょう。
耐陰性があるものを選ぶ
寝室はほかの部屋と比べると、日光が当たる時間が少ない傾向があるので、なるべく耐陰性のある植物を選びましょう。
観葉植物の多くは、日光を栄養にして育っていきます。そのため、日陰では上手に育たず枯れてしまう植物も多いです。
耐陰性がある植物であれば、多少の暗さでも元気に育ってくれるため、寝室を彩ってくれるでしょう。
乾燥に強い品種を選ぶ
寝室は、リビングの次に長く使用する部屋です。季節によっては、冷暖房をつけっぱなしにして生活するので、どうしても乾燥しやすい傾向にあります。そのため、乾燥に強い観葉植物を選ぶようにしましょう。
ただし、エアコンの風が直接当たる場所に観葉植物を置くと、乾燥に強い品種でも枯れてしまう可能性があるので、置き場所に注意してください。
寝室の雰囲気に合ったものを選ぶ
寝室にはさまざまな雰囲気がありますよね。可愛らしい雰囲気はもちろん、健康的な雰囲気やモダンな雰囲気などがありますが、観葉植物はどんな雰囲気にもマッチするメリットをもっています。
寝室に観葉植物を飾るメリット
寝室に観葉植物を飾ると、以下のメリットが期待できます。
- 空気清浄効果がある
- 風水的に良い効果がある
- リラックス効果がある
それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
空気清浄効果がある
植物は光を浴びると二酸化炭素を吸い酸素を出す「光合成」と呼ばれる働きをします。この光合成によって、寝室は常にきれいな空気を保つことができます。
品種によっては人体に有害な物質である「ホルムアルデヒド」や「クロロホルム」を吸収してくれるので、疲れを取ることが目的の寝室に観葉植物はピッタリですね。
風水的に良い効果がある
観葉植物は、風水のアイテムとしても非常に人気です。風水では、大地の恵みを受けているものほど効果が期待できるとされています。観葉植物は、「土・水・日光」自然の力を存分に受けて成長をしているので、風水的には良い運気を運んでくるアイテムとして親しまれています。
風水的に寝室は「自分を整える場所」といわれているので、良い運気を運ぶ観葉植物を飾ることで、ポジティブな気を体内に取り込みやすいです。
リラックス効果がある
観葉植物がもつ「緑色」には、目の疲れを軽減させる効果が期待できます。また、精神神経にも働きかけてくれるので、ストレスホルモンの緩和や筋肉の緊張を和らげる効果も同時に期待できます。寝室に観葉植物を置けば、リラックスして眠りにつくことができるでしょう。
寝室におすすめな観葉植物5選
寝室にはあまり大きな観葉植物を置く必要はありません。とくに部屋が狭いと大きい観葉植物は窮屈に感じてしまいます。せっかく得たリラックス効果も、狭い寝室にいると半減してしまいますよね。
ここでは、上記にお伝えした点も含めて寝室におすすめな観葉植物をご紹介していきます。
パキラ
観葉植物の中でも人気の高いパキラには、耐陰性があるので寝室におすすめです。
また、風水的には健康運や対人運を持ち合わせているため、身体の休まる寝室に置くことで心身の安定が期待できるでしょう。
パキラはサイズが豊富なので、寝室の広さにあったものを選んでください。
モンステラ
モンステラは独特な葉の形をしている観葉植物で、インテリアとしても人気があります。寝室をよりおしゃれな空間にしたい人におすすめです。
ただし、耐陰性はあまり強くないので、日中はカーテンを開けて過ごしたり、ほかの場所で管理したりと工夫が必要となります。
サンスベリア
サンスベリアは、観葉植物の中でも空気清浄の効果がとても高い品種です。
先程も紹介したように、二酸化炭素だけではなく人体に有害な物質を吸収してくれる働きがあるので、きれいな空気の中で眠ることができるでしょう。なんと、効果はNASAにも認められているようです。
さらに、乾燥にも強いので寝室にピッタリだといえます。
ガジュマル
妖精が宿るといわれているガジュマルは、幹が太く特徴的な形をしています。生命力が強いため、極端に寒い環境でなければ寝室でも元気に育つでしょう。
サイズも小さいものが多く出回っているので、こぢんまりとした可愛らしい観葉植物を探している人におすすめです。
寝室に観葉植物を飾るときの注意点
寝室に観葉植物を飾るときは、以下の注意点を意識してみると良いです。
- ポトスは避けるのが無難
- 寝室の風通しを良くする
- 定期的に日光を浴びさせる
- 水やりの頻度に気をつける
なぜ注意しなければならないのか、詳しくみていきましょう。
ポトスは避けるのが無難
観葉植物の中でもとても人気の高いポトスは、耐陰性も強く一見寝室にピッタリな品種だと思われがちです。しかし、生命力が非常に強いため人のエネルギーを吸い取ってしまう可能性があります。寝室に置くと自分自身の活気を失いかねないので、飾らないようにしましょう。
ポトスを生活に取り入れたい場合は、悪い運気が溜まりやすいトイレなどの水まわりがおすすめです。
寝室の風通しを良くする
観葉植物は乾燥気味に育てることで、長持ちします。そのため、湿気がこもらないように寝室はこまめに換気をするか、風通しの良い状態をキープしておきましょう。湿気がこもると、根腐れやカビの原因となり観葉植物が枯れてしまいます。
定期的に日光を浴びさせる
耐陰性に強い観葉植物でも、長期間日光の光を浴びないと弱ってしまいます。具体的には、葉が黄色くなったり幹が細くなってしまったりするので、定期的に日光浴をさせてあげましょう。ただし直射日光は「葉焼け」の原因となるため、薄いカーテンの後ろなどに出してあげると良いです。
また、明るい日陰でも問題ないので、なるべく多く日光に当ててください。
水やりの頻度に気をつける
観葉植物はお花のように毎日水やりを行う必要はありません。先程も述べましたが、乾燥気味に育てたほうが元気に育ちやすいので、土の表面が乾いたのを確認したらたっぷりお水をあげるようにしましょう。目安は7日〜10日程度です。
また、寝室で観葉植物を育てる場合、冷暖房の使用率が高いので葉が乾燥してシワシワになることがあります。その場合、土ではなく葉に直接霧吹きで水をかけると回復をするので、葉水をしながら様子を見てあげましょう。
まとめ
観葉植物は、寝室に置くことで多くのメリットが生まれることが判明しました。
目に優しいだけではなくリラックス効果や、空気清浄の効果が期待できるので、疲れた身体を癒す場所にはピッタリですね。
また、風水的にも相性が良いので、ぜひアップさせたい運気に合わせて置く場所や品種を選んでみてくださいね。