胡蝶蘭を贈りたい人へ〜失敗しない胡蝶蘭の選び方~

贈り物として人気の高い胡蝶蘭。

ですが、「お店に行ってもなかなか扱っていない…」「テレビに出てくるような、理想の胡蝶蘭がない…」という経験のある方も多いのではないでしょうか。

「値段はこれで適正なの?」

「そもそも胡蝶蘭って、贈り物としてベストなの?」

など、人に贈るものだからこそ、気を遣って悩んでしまうこともあると思います。

このサイトでは、胡蝶蘭を贈るシチュエーションや価格、どのようなお店で購入するのがベストなのかを紹介しています。

ぜひ、相手に喜ばれる「失敗しない」胡蝶蘭の選び方の参考にしてみてください。

胡蝶蘭とは

 その花の形が「蝶が羽を広げたときに似ている」ことから名前がついた「胡蝶蘭」。もともとは、東南アジアが原産の花です。暖かい場所でよく育つ花ですので、日本ではきれいに咲かせることが難しいとも言われ、重用されています。

 色は白や紫が主流ですが、青やオレンジなど、種類によって様々。自分の好みの色を選ぶことができます。中には白地に薄い色で模様が入っているものもあります。花びらは肉厚で、いくつも連なって咲くのが大きな特徴です。

 花束にするよりも、鉢で贈るのが主流です。そのため、温度管理や水やりをうまくすれば、長い間楽しむことができます。

確かに栽培は難しい花なのですが、贈り物にできるくらいまでしっかりと成長している鉢植えは、日光と水やりにさえ気をつければ、育てるのは簡単です。

特にしっかりとした業者さんで購入すると、もらったときにきれいな状態であるだけでなく、その後、1か月から半年以上も花を楽しむことができるのも、重宝される理由です。

贈り物としての胡蝶蘭

 清純な色の花がたくさん咲き、見た目が華やかなことが、贈り物として胡蝶蘭が人気を誇る最大のポイントです。

また、鉢植えなので水換えの手間がいらないこと、長く楽しめることも、根強い人気の理由の一つと言えます。特に大ぶりなものは、開店祝いなどの「飾ること」が目的で贈られる機会が多いので、街の中で見かけることもよくあるのではないでしょうか。

一方で、最近は「ミニ(ミディ)胡蝶蘭」というテーブルにも飾れるサイズも登場し、ちょっとした贈り物として人気を集めています。

 花言葉は「幸福がやってくる」「愛」「品格」など。蝶に似た花の形や愛らしい色合いから、「愛や幸福を呼び込む花」と考えられていることがわかります。

贈答用としてよく使われるのは、このような花言葉にも理由があるのかもしれません。実際、新規開店したお店の入り口に胡蝶蘭がたくさん飾られていると、客足が頻繁になるという説もあります。

迷信かもしれませんが、新たな一歩を踏み出す人にとっては、思わず信じたくなる迷信でもあります。花言葉とともにお贈りすれば、きっと喜ばれることでしょう。

 特によく使われる場面として、人が集まるパーティや開店祝いが挙げられます。胡蝶蘭は縦向きに花が咲くので、正面から見たときにいくつもの花が同時に見えるという特徴があります。

そのため、花に存在感があり、場をパッと明るくしてくれるのです。

 胡蝶蘭を購入する際には、「○本立ち」という表記がよく使われます。

これは、「ひと鉢の中に何本の胡蝶蘭を植えているか」ということです。例えば、「3本立ち」の鉢植えを購入した際には、3本がひとつの鉢に並べて植えられているのです。「たった3本?」と思うかもしれませんが、1本につき10花咲かせていれば、ひと鉢で30もの花が咲いていることになります。

中には10本もの胡蝶蘭が植えられている鉢も販売されています。100もの花をつけた鉢植えはとても華やかで、正に壮観です。

 鉢植えであるため、大きさはどうしてもある程度のものになります。

高さが数十センチ、中には1メートル以上というものもあります。人が集まる場所にふさわしい存在感を持った花だということが、よくわかりますね。

そのため、個人よりも人が集まるような、大きな会場で行われるお祝い事の際に、贈り物として選ぶ人が多いのです。

また、贈られる側も、「胡蝶蘭が贈られてくるかもしれないな」と想定して場所をあらかじめ作っていることがあります。贈り物文化の中でメジャーな地位を占めているのが胡蝶蘭なのです。

もちろん、個人に贈ることもあります。その際には、「3本立ち」など、やや小さなものを贈る場合が多いです。

 価格としては、他の花と比べて少し高価ではあります。花ぶりの良い鉢を選ぶと、安価でも数千円、中には10万円というものもあります。

なかなか気軽に贈ることのできる価格ではありませんが、その分、お世話になった人や親しい人への贈り物として価値があります。

また、「場を彩るお手伝いをする」「個人への贈り物であるとともに、場への贈り物である」というふうに考えれば、価格以上の価値があるとも考えられています。

良い胡蝶蘭の見分け方

 栽培が難しい胡蝶蘭だけに、当たり外れもあるというのが正直なところです。ぱっと見て「きれいな花が咲いている」と思って購入しても、相手の元へ届けるときには既にピークが過ぎていたり、長持ちせずすぐに色あせてしまうこともあります。

お祝い事に贈る花だからこそ、購入時点ではなく、相手の手に渡ったときにいちばん美しく、しかもその後も長く楽しめる鉢を選びたいものです。

 では、どんなところを見ると、「良い胡蝶蘭」であるかがわかるのでしょうか?

 購入の際、どうしても目が行きがちなのは、花の色や大きさ、数です。

それもとても大切です。

きちんと管理された環境で育った胡蝶蘭は、花弁が肉厚で、色もよく、大きさのそろった花がたくさん付いているのは確かです。が、良い胡蝶蘭を見分けるときのポイントはそれだけではありません。

 鉢植えで販売されている胡蝶蘭ですから、実は大切なのは、実は「葉」と「根」なのです。以下に、わかりやすいポイントをまとめました。

葉の見分け方

・黒っぽく・白っぽくなっていないか。(管理状態が悪く、日焼けするとこのような色になります。胡蝶蘭は直射日光に弱いのですが、このような色になっているのは、陽の当たるところに長く出されていた証拠です。)

・黄色くなっている葉が多くないか。(葉が枯れると黄色くなります。水分や養分が足りないなど、大切に育てられていない可能性があります。)

・しわが多すぎないか。(これも、水分などの管理状態が悪いと、しわが多くなります。ただ、多少のしわはあるのが普通です。)

・枚数が少なくないか。(養分が行き渡っていないと、枚数が少なくなります。茎も細く、十分に養分を吸い上げる力のないことが考えられます。)

根の見分け方

・鉢によく張っているか。(根の張り方が十分ではないと、水分や養分を吸い上げることができず、美しい葉や花を育てることができません。)

・根腐れを起こしていないか。(水をやりすぎると根腐れが起こります。胡蝶蘭の初心者によくある失敗なので、根腐れを起こしている鉢を販売している場合、育てた人が胡蝶蘭に詳しくない可能性があります。)

 他にも、茎の太さ、全体のバランスなどをよく見ると、花に詳しくない人でも「良い胡蝶蘭」を見分けることはある程度できます。

 ただ、葉や花については見てわかるのですが、根をよく見るのは難しいものです。やはり、専門家の目や手がいちばん信頼できます。そのため、購入する際は、胡蝶蘭をたくさん扱っており、花だけでなく葉や根をしっかり見るのに慣れているお店を選ぶのがベストです。

どんな人や場所に贈るのが喜ばれる?

 多くの人にとって、美しい贈り物をもらうのは嬉しいものです。特に胡蝶蘭を贈って喜ばれるのは、次のような人や場所です。

お店を開店した人(開店祝い)

 商売を始めるときは、誰でも不安になります。そんなとき、「幸福を呼び込む」という花言葉を持つ胡蝶蘭は、不安な気持ちを明るくする効果があります。また、店先に胡蝶蘭を飾られていると「あのお店、新しくできたんだ」と人目を引くので、宣伝効果もあります。「花を贈ってくれる人が身近にいるような、素敵な人がやっているお店なんだな」とお客さんに思わせることができる心理的な効果も期待できます。胡蝶蘭はアイコンとしての役割を果たすこともできるのです。

おめでたいことがあった人(パーティなど)

 誕生日や受賞記念など、多くの人が集まる場面の主役になる人に、胡蝶蘭はよく贈り物として使われます。見た目が華やかなので、「おめでとう」という気持ちが伝わりやすいだけでなく、来場した人の目を楽しませ、場に彩りを添えることができます。

植物が好きな人

 胡蝶蘭は栽培が難しいため、挑戦しようと思ってもなかなか手が出ない人が、実はたくさんいます。胡蝶蘭の鉢植えをもらうと、「これを機会に、できるだけ長く、きれいな花を咲かせよう」と張り切る人が多いのです。

贈る際の注意点

 花はもらって嬉しいものですが、注意しなくてはならない点もあります。胡蝶蘭を贈るにあたっての注意点は、以下のようなものです。

①お見舞いに使わない

 「根付く」ことを連想させる鉢植えですので、お見舞いには厳禁です。

②香りや花粉に敏感な人に贈らない

 花がたくさんついているため、その分、香りや花粉の量も多いです。

③置き場所や扱いに困る人に贈らない

 たとえば一人暮らしの人であれば、部屋もそれに合わせた間取りを選んでいることが考えられます。鉢植えを置くスペースや場所が限られているかもしれません。また、長持ちするのは長所である反面、特に植物に興味がない人には重荷になることもあります。

どこで購入すればいいの?

「胡蝶蘭を贈りたい!でも、状態の良いものを贈るにはどうすればいいの?」そう思う方は多いのではないでしょうか。

 これまで見てきたように、胡蝶蘭は栽培が難しく、きれいに咲かせるには技術が必要です。また、「相手の元に届いたとき最も美しい状態であること」「長く楽しめること」などを考えると、たくさんの胡蝶蘭の中からベストなものを選べるのが、贈り主にとってはいちばん良いのではないでしょうか。

 街の花屋さんにはきれいな切り花がたくさん並んでいます。リボンをかけた花束を贈りたいなら、このような花屋さんはとても良いものです。

が、胡蝶蘭は管理の難しさと場所の関係で、店舗では一鉢か二鉢、ときには全く扱いがないことも珍しくありません。困った末に「胡蝶蘭でさえあればいい」という気持ちで購入するのは、とてももったいないことです。

せっかくなら、より良い胡蝶蘭を贈り、相手に喜んでいただきたいものです。

 そんなときに重宝するのが、胡蝶蘭をメインで扱う通販です。「花を通販で買うのは不安…」という人も多くいるかと思いますが、実は花、特に胡蝶蘭の購入には、通販は多くのメリットがあります。

通販サイトで胡蝶蘭を買うメリット

いろいろな花屋さんを回らなくて済む

 よりよい胡蝶蘭を探すには、複数のお店に行かなくてはなりません。が、花屋さんはコンビニのように街中にいくつもあるものではありません。その負担は相当なものですし、品定めするような目で見るのは、お店にとってもあまり気持ちのいいものではないでしょう。こちらも、とても気を使ってしまいます。通販であれば、そのストレスがありません。

たくさんの鉢の中から、ベストなものを選んでもらえる。

 店舗だと選択肢の狭いことが多いですが、通販の場合はその心配がありません。いくつも栽培をしていたり、提携している専門の栽培家に発注したりして、時期や場所に見合った、最も良い鉢をいくつもの鉢の中から選んでくれます。

相手に届くときを逆算し、花をベストの状態にしてくれる。

 花はナマ物ですので、どうしても枯れたり散ったりします。が、多くの花を取り扱っている専門業者であれば、きちんと逆算して、より良い状態のものを選んでくれます。相手の手元に届いたとき、「わあ」と思わず歓声をあげてもらえるような状態の花を、専門家の目できちんと選んで贈ってもらえるのです。

お店が扱う層を知ることができる。

 街の花屋さんには、さまざまな役割があります。かわいらしい花束を作る、家庭で楽しむ観葉植物を扱う…などです。そのため、用途はとても広い反面、胡蝶蘭のような「公的な贈答用」への対応をしきれない場合もあります。

そんなとき、胡蝶蘭を最初から贈答専門と考えているお店の通販は便利です。ホームページなどで「どんな層を顧客にしているか」「どんな実績があるか」を見ることができるため、自分のニーズと合うかどうかを確認して購入することができます。

胡蝶蘭を買うならPREMIER GARDEN(プレミアガーデン)がおすすめ

 とはいえ、実物を確認することができない通販。信頼できるお店を探すのは容易ではありません。

 贈答用の花を扱うサイトはいくつかありますが、お勧めは、こちらのサイトです。

「プレミアガーデン」

プレミアガーデン

状態の良い胡蝶蘭を、美しくラッピングして贈ってもらえるお店です。

予算に合わせて選ぶことができ、写真も豊富なので、納得できる一鉢を選ぶことができます。相談にも丁寧に対処してくれるシステムが整っているので、花の購入に通販を初めて使う人にも安心です。

ぜひチェックしてみてください。

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