花・観葉植物の育て方・プレゼントまで紹介

観葉植物を部屋に飾ろう!上手に飾るポイントと注意点をご紹介

新型コロナウイルス流行により巣篭もり需要が高まっている今、観葉植物の需要が高まっているのをご存知でしょうか。

観葉植物は部屋に置くことができるので、室内で緑を楽しむことができ、空間にあるだけでリラックスできると人気があります。

この記事では、観葉植物を部屋に飾るメリットと、おすすめの植物などをご紹介していきます。

観葉植物とは?

お部屋に飾られることの多い観葉植物ですが、そもそも観葉植物とはなんなのか気になりますよね。一般的に観葉植物とは、葉の形・色・模様などを楽しむ植物のことを指します。熱帯地域から亜熱帯地域を原産とする植物や、品種改良されたさまざまな品種が出回っていますが、なかでも耐陰性のある品種が多いのも特徴です。

西洋では、1年を通して緑を見ることができる観葉植物は、「繁栄」や「長寿」の代表として長く愛されています。

日本で観葉植物が主流になってきたのは、昭和30年以降の高度成長期の頃だといわれています。丁度この頃の日本は、全国で都市化が進み、街から緑が少なくなっていった時期です。特に、都心部に住む人はマンションなどの集合住宅に住む人が増えて、緑から離れる生活が主流になってきました。そこで、室内でも気軽に楽しめる観葉植物が注目されるようになり、観葉植物が愛されるようになったそうです。

部屋に飾るのにおすすめなのは「耐陰性」があるもの

部屋に観葉植物を飾る場合は、耐陰性があるものがおすすめです。なぜなら、室内で育てる場合は、外で育てるよりも日差しが届きにくく、耐陰性がないと育ちにくくなるからです。

日当たりの良い場所で育てる場合でも、日光の当たり方が変わってくるので、耐陰性があるもののほうが安心して育てることができるでしょう。

どのくらい大きくなるのかを認識しておこう

観葉植物は小さく売られているものでも、何年も育てれば大きな植物へと成長します。買ったままの大きさでずっと育つことは非常に少ないので、購入の際にどのくらいの大きさになるのか認識をしておきましょう。

大きくなりすぎて置き場所がなくなってしまった場合、やむを得ず手放さなければいけないこともあります。

基本的に観葉植物の廃棄にはお金がかかるので、必ず長く育てられる大きさの観葉植物を選ぶようにしましょう。

観葉植物を部屋に飾るメリット

観葉植物を部屋に飾るメリットは、大きく分けると3つあります。

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

インテリアとしておしゃれに飾ることができる

観葉植物は、見た目にもこだわればインテリアとしておしゃれに飾ることができます。

幹が曲がっているもの、葉っぱが大きいものなど、観葉植物にはさまざまな種類があるので、自分の理想に近い植物を飾ると良いでしょう。

また、小さい観葉植物なら気軽に生活に取り入れることができるので、部屋のイメージチェンジも簡単にできますね。

空気洗浄の効果がある

観葉植物は、光を吸収するときに二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出します。

そのため、部屋に置いておくだけで自然に空気洗浄が可能です。

さらに、観葉植物の中にはハウスダストや有害物質も吸収してくれる場合があるので、自分の部屋の環境に合わせて観葉植物を選ぶと、より空気洗浄の効果を期待できるでしょう。

ストレス解消に役立つ

観葉植物を部屋に取り入れると、ストレス解消に役立つと言われています。

観葉植物の主な色になっている緑は、脳波に良い影響を与えます。特に、a波に良い影響を与えると実験で実証されており、筋肉の緊張をほぐしてリラックス効果を発揮してくれるでしょう。二酸化炭素の減少も、ストレス軽減の主な理由です。

家の中にいながら緑を楽しむことができる観葉植物は、気軽にできるストレス解消法と言えるでしょう。

部屋に飾れるおすすめの観葉植物3選

部屋に飾れる観葉植物は多くあります。そのため、どの植物が良いのか迷ってしまうことがあるでしょう。

ここでは、観葉植物の中でも部屋に飾るのにおすすめな3種類をご紹介します。

どれも初心者向けで育てやすいものなので、ぜひ参考にしてくださいね。

パキラ

観葉植物の中でも有名な「パキラ」は、リビングや玄関に飾るのにぴったりな植物です。

パキラは熱帯の日当たりが良い場所を原産としますが、耐陰性もあるため部屋で育てることができます。寒さに弱いので、冬は比較的暖かい部屋で育てることで、1年を通してパキラの元気な姿を楽しむことができるでしょう。

幹も1本のものや複数の幹がねじれているデザイン性が高いものも流通しています。インテリアに合わせて選ぶと良いでしょう。

ポトス

ポトスは、亜熱帯地域原産のツル科の植物です。ツル科の植物といえばモンステラが有名ですが、ポトスはその次に人気があると言っても過言ではない、有名な観葉植物となります。

耐陰性があるので、多少の日陰でも丈夫に育つことができますが、やはり日光がないと元気には育ちません。家の中でも日光が当たる窓側の部屋に置いてあげることで、元気に育つでしょう。

ガジュマル

木の中に精霊が宿るとされているガジュマルは、ほかの植物に比べて小さめなので、どんな部屋でも簡単に育てることができる観葉植物です。

日光を好むので、なるべく日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。生命力が非常に強い観葉植物なので、多少であれば枯れても問題ありません。葉が落ちてしまっても、根気よく水を上げて元気に育ちます。枯れてしまったとすぐに判断せずに、水を与えて様子を見てあげてくださいね。

観葉植物を部屋に飾るときの注意点

観葉植物を部屋に飾るときは、3つの注意点に気をつける必要があります。

それぞれを詳しく解説していきます。

直射日光が当たる場所は避ける

観葉植物の多くが日光の日差しを大切にします。しかし、直射日光は植物の葉焼けを起こす原因になるので、避けるのが基本です。

部屋に置く場合、直射日光が当たらない場所においてあげるようにしましょう。レースカーテンの後ろなどがおすすめです。

しかし、エアコンの風でカーテンが動く場合は、カーテンが葉っぱを傷つける原因になるので、なるべくカーテンやエアコンの風が当たらない場所に置きましょう。

風通しの良い場所に置く

観葉植物は、風通しの良い場所に置くことで、より長く楽しむことができます。特に、水やりの後は根っこが湿気を多く取り込んでいるため、風通しが悪いと根腐れの原因になるでしょう。外の気温がそれほど高くなければ、定期的に風通しの良いベランダに出してあげるのもおすすめです。

霧吹きで毎日葉水を行う

観葉植物の多くは毎日水やりを必要としません。

特に冬は植物が休眠状態になるので、ほとんど水がひつようありません。しかし、葉っぱは元気がなくなるので、霧吹きで毎日葉水を行いましょう。葉水を行うことで、葉っぱはツヤがあるキレイな状態を保つことができます。

まとめ

観葉植物は部屋に置くだけで、メリットがたくさんあります。インテリアとしてはもちろん、空気洗浄や加湿のために置くのも良いでしょう。

また、観葉植物は風水的にも効果があるので、インテリアだけではなく風水の道具として部屋に置くのもおすすめです。ぜひ観葉植物を飾ってみて下さいね。

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