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観葉植物に最適の土は?土の入れ替え方法や時期、カビたときの対処方法をご紹介

 

観葉植物を買ったけど土はどんな土を買えばいいのか迷ったことはありませんか?市販されている土は種類がたくさんあって、どの土を買えば良いのかわかりませんよね。そこで今回は、観葉植物に最適の土と観葉植物の土の入れ替え方法や入れ替え時期、カビが生えたときの対処方法などを紹介していきます。

 

観葉植物に最適な土とは?

観葉植物に、最適な土を入れ替えることにより、観葉植物は元気に育ちます。最適な土は自分でブレンドしてオリジナルの土を作るのが一番ですが時間と費用もかかります。ここでは、観葉植物の土、赤玉土、鹿沼土、針底石の4つを紹介していきます。

観葉植物用の土

慣れないうちは市販されている「観葉植物の土」がおすすめです。「観葉植物の土」は最初から成長に必要な肥料が混ざっていたり、

観葉植物に適している土のブレンドがされたりしています。園芸店、ホームセンターに売っているので簡単に買うことができます。

市販されているものだけだと水はけが良いのですが、保水力が高いものが多く観葉植物の種類によっては根腐れを起こしてしまうことがありますので、観葉植物の特性にあった土を自分でブレンドするのが良いのです。

 

赤玉土

赤玉土は、関東ローム層から採取された赤土を乾燥させたもので、根の植物の成長に必要な

「排水性」「通気性」「保水性」「保肥性」の4つが備わっています。

赤玉土は水はけが良く、害虫やカビなどが発生しにくく、

観葉植物の基本に使う用土には最適です。しかし植物の成長に欠かせない栄養素が含まれていないので栄養素を多く日必要とする観葉植物の種類には適していません。

そのため、さまざまな栄養素が含まれている腐葉土をブレンドして作る必要があります。

基本的な割合は赤玉土が6~7割、腐葉土が3~4割ぐらいのブレンド率です。

 

鹿沼土

栃木県の鹿沼市で採取されるもの赤城山が噴火したときに出た軽石が風化したものです。

通気性、保水性が高く酸性度が高い 崩れにくい耐久性があります。

基本的には鹿沼土 赤玉土と腐葉土3.4.3にブレンド率です。

鹿沼土は水分を含むと白っぽい色から鮮やかな黄色になるので水やりのタイミングがわかりやすいのも特徴です。

ブレンド率は観葉植物の特性や土の特性に合わせてブレンドすると良いでしょう。

 

鉢底石(軽石)

鉢底石は観葉植物の鉢の底に敷き詰める石のことで、土を入れる前に先に入れます。

基本的には排水性と通気性を良くするために使われます。通気性が良くなると害虫や根腐れを防ぐことができます。

鉢底ネットも併用して使うのが一般的です。鉢底石の適量は観葉植物の種類によっても違いますが、鉢底ネットを敷いてその上から鉢底石を鉢の5分の1ほどの高さまで入れていきます。深めの鉢の場合は3分の1ぐらいまで鉢底石を入れても問題ありません。

ネット入りの鉢底石も市販されているので作業も簡単になり便利です。

 

観葉植物の土の入れ替え方法は?

ここでは観葉植物の土の入れ替え方法を説明していきます。

ステップ1 道具を用意する

まずは、入れ替え道具を用意します。用意するものは

ステップ2 古い鉢から根を引き抜く

観葉植物の株元を持ち、古い鉢から根を丁寧に抜きます。鉢から抜き取ったら枯れた根や古い土があるので根のまわりを手で少しほぐしながら3分の1ぐらいの土を落とします。根が簡単に崩れる場合はそのままほとんどの土を落としても大丈夫です。

土が硬い場合は無理にほぐすと根が切れてしまうのでそのままでの問題ありません。

ステップ3 鉢に土を入れる

鉢にネットを敷いて鉢底石を鉢の深さの5分の1~6分の1ぐらい入れ、その上に観葉植物の土、ブレンドした土3㎝ぐらい入れます。

そして、植え替える観葉植物を入れて根の隙間に土をまんべんなく入れていきます。

隙間に入れた土は棒などでつつくと少し土が沈むのでその隙間に土を埋め入れます。鉢を軽く叩きながら土を入れると根の隙間まで土が入るので良いです。

ステップ4 水やりをする

入れ替え後は、まんべんなくジョウロで水やりをします、水やり後、すぐに水がひけば問題ありませんが、土が沈んだらそこに新しい土を入れてください。土の中の不要なゴミを流すためにもたっぷりと水やりをします。背丈が高い観葉植物の場合は支柱を挿して枝と紐で結んでください。

観葉植物の土の入れ替え時期のタイミングは?

観葉植物の土の入れ替えはむやみに行うものではありません。観葉植物の土の入れ替えには最適な時期があります。

観葉植物の土の入れ替えは2年に1度ぐらいのペースで行うのが良いとされていますが、2年経っていなくても土の入れ替えをしなくてはいけないときがあります。

その時期は根の状態がポイントです。

根が鉢の底から張り出している場合は、鉢が小さく窮屈になっている状態です。その場合、一回り大きめの鉢に植え替える必要があります。

また、水やりをしても土にうまく水が浸透していかないときです。

この場合は土の保水性が弱くなっている状態なので速やかに土を入れ替えてください。

 

観葉植物の土にカビが生えていたときの対処方法

ここでは観葉植物の土にカビが生えていたときの対処方法を2つ紹介していきます。

表面の土を入れ替える

観葉植物のカビの対処方法は、カビが生えた表面の土を入れ替えすることです。カビが発生している場所を取り除き、新しい土を取り除いた土の量だけ入れます。土を入れ替えるときは必ずベランダなど外で行ってください。

室内で行うと、カビがあちこちに飛ぶ恐れがあり、カビの感染源になります。道具や手の消毒も必ず行うようにしましょう。

アルコール消毒する

カビの菌は市販されている台所用のアルコールでも充分効果があり、消毒用のアルコールでも死滅させることができます。

必ず、ベランダか、外に観葉植物を出して、カビが生えた表面の土を取り除いてから

新聞紙やビニールシートの上に広げてアルコールを土にまんべんなくいきわたるように噴霧します。

土が乾くまでしばらく置いて、乾いたら土を鉢に戻します。アルコール消毒しても心配なときは思い切って表面の土を入れ替えてしまいましょう。それでも心配な場合は鉢の土をすべて入れ替えることをおすすめします。

まとめ

観葉植物の土には、観葉植物用の土、赤玉土、鹿沼土、鉢底石など、4種類の土があります。観葉植物の土は、観葉植物の種類や、観葉植物の土の特性によっても違います。観葉植物の入れ替え時期は、2年に1度ぐらいのペースで行うものですが、観葉植物の状態によっては土の入れ替えが必要です。もしカビが生えてしまった場合は表面の土を入れ替えてしまうかアルコール消毒してしまいましょう。

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