自宅で過ごす時間をより快適にしたい。そんな方におすすめしたいのが、部屋にたくさんの観葉植物を飾ることです。
グリーンを置くことの効果は部屋の雰囲気を変えられるというだけではありません。緑に触れることで日頃のストレスを軽減できますし、個性的な植物を選ぶことで気軽におしゃれな空間を作ることもできます。
いろんな種類の植物をうまく組み合わせて、自宅をたくさんの緑に囲まれたリラックス空間にしませんか？
観葉植物いっぱいの部屋はどうやって作る？
観葉植物いっぱいの部屋を作るために、気をつけないといけない基本的なことがいくつかあります。それは、
・部屋の日当たり
・どこにどんな植物が置けるのか
そして、植物の特性として、どんな日差しを必要としているか、どんなサイズの植物であるかという点です。
もう一つ重要なのが「あなたの理想」。
観葉植物を使ってどんな雰囲気の空間を作り上げたいですか？
理想の空間を作るために、注意しておきたいポイントについて見ていきましょう。
日当たりを考慮して観葉植物を置く
まず何よりも大切なのが「日当たり」です。当然ながら、植物は日の光を受けて育ちます。しかし、植物にもいろんな特性があり、強い日差しが好きだったり、苦手だったりします。あなたのお部屋の窓の大きさはどれくらいでしょうか。
夏の日差し、冬の日差し、どれくらい差し込みますか？
植物の特性を知り、それぞれに合った方法で日に当ててあげるには、季節や時間によって鉢を移動できるスペースも必要です。ある程度の余裕を持った配置にし、ローテーションで日に当てられるように空間をデザインしましょう。
また、強すぎる光が入るお部屋なら、柔らかい日差しに変えてくれるカーテンなどを用意し、植物たちにちょうど良い日差しを作ってあげるのも効果的です。
置き場所にあったサイズの観葉植物を買う
背の高いアレカヤシ、大きな葉が広がりを感じさせるモンステラなど、空間に合わせた形の植物を選ぶのも、観葉植物を育てる上での楽しみの一つです。
観葉植物を育てるのにちょうど良い日当たりの場所が決まったら、植物のサイズをチェックすることも忘れないようにしましょう。
リビングにピッタリだと思ったのに、想像より背が高くなり置けなくなってしまった……なんていうことになってしまったら残念です。
一般的にどのくらいの大きさまで成長するものなのか、枝葉はどのように伸び広がるのかを知っておきましょう。
育てやすい観葉植物を選ぶ
植物を育てるなんて難しそう、ハードルが高い、という印象をお持ちの方も多いかもしれません。
特に初心者にとって、「育てやすさ」は大切ですよね。
確かに種類によって、暑さに弱かったり、寒さに弱かったり、根腐れしやすかったり、気をつけなければいけない点はさまざまです。
「育てやすい植物かどうか」を知るために、まずネット検索をする方は多いのではないでしょうか。ネット検索が分かりやすいのはもちろんですが、見分ける指標として押さえておきたいのが「人気があるかどうか」です。つまり、「一般的に広く出回っている＝育てやすい」と考えられます。
皆さんのお気に入りのカフェやショップでよく見かける植物はありませんか？その中でお気に入りのものがあれば、その植物から始めてみると良いでしょう。
ネット検索する際に「人気の観葉植物」というキーワードで調べるのも、大きな手掛かりになりますよ。
お気に入りの観葉植物を選ぶ
観葉植物を選ぶときになんと言っても大切なのが「自分が気に入っているかどうか」ということです。現在はさまざまな植物を手に入れることができます。葉っぱの形、枝の広がり、佇まい、その木一つ一つが持つ空気感など、自分が「好きだ」と思えるものを選びましょう。
熱帯の濃い緑あふれる空間にしたいのか、イギリスの庭のような爽やかな雰囲気の空間にしたいのか、あなたが部屋に求めるものに合わせてチョイスしてみてください。
部屋に置くおすすめの観葉植物5選
それではさっそく、部屋に置くのにおすすめの観葉植物を5種類紹介していきたいと思います。どれも育てやすく、初心者にもおすすめの植物です。
どの観葉植物を購入しようかお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ユッカ
幹も葉も力強くユニークな姿が人気のユッカ。日光が大好きで丈夫なため、庭植えにも適しています。室内で育てる場合は、柔らかい日が当たる場所に置いてあげましょう。
気をつけることは冬の寒さには少し弱いということと根腐れしやすいということ。寒くなってきたら室内の日当たりの良い場所に移してください。冬の水やりは土が乾いてから3、4日空けてあげると良いでしょう。
ドラセナ レモンライム
黄緑のストライプの葉が部屋の雰囲気を明るくしてくれます。
寒暖差の激しい環境は苦手で、最低でも10度以上の気温が必要です。寒い季節は暖房をつけて寒さから守ってあげてください。乾燥には強いですが、日の当たりすぎ、水のやりすぎ、少なすぎには気をつけましょう。
育てやすいですが、少しだけデリケートだと思っておいてください。葉っぱの色が薄くなってきたら日光が足りないサイン。より日当たりの良い場所へ移してあげましょう。
サンセベリア
暑さに強く、寒さに弱いサンセベリア。厚みのある葉に水を蓄えるので、乾燥に強い植物です。
日光を好むので、日当たりの良い場所で育ててあげましょう。室内に置く場合、1日数時間は屋外に出してあげるようにしてください。
気温が低い冬の水やりは月1回でも大丈夫です。水をやった後は受け皿に溜まった水を必ず捨てて根腐れを防ぎましょう。
カポック
パッと広げた手のひらのような葉が見る人に元気を与えてくれるカポック。
丈夫で育てやすいですが、あまりに日の当たらない場所に置かれると枝葉に元気がなくなってしまいます。
基本的には日が当たり、風通しの良い場所を好みますので、窓のそばなどにおいてあげると良いでしょう。水やりは「土が乾いたら水をあげる」のが基本。真夏には毎日あげるようにしてください。冬場は土が乾いてから2、3日待って水をあげましょう。
フランスゴムの木
緩やかにうねる幹と厚く濃い緑の葉がおしゃれなフランスゴムの木。
あまり日の当たらない場所でもよく育つ、とても育てやすい木です。寒さに関しては8度くらいまで耐えられますが、冬場は暖かい場所においてあげましょう。
冬場の窓辺は光がよく当たりますが、一方で気温差が激しいためフランスゴムの木の置き場所には適しません。
夏場は「土が乾くタイミング」を見て水をやります。冬場は土が乾いてから2、3日待って水をあげましょう。
観葉植物はどこで購入する？
実店舗で植物を購入する場合、ホームセンターが比較的手軽でおすすめです。
また、最近はネット通販でもさまざまな種類の植物を購入することができます。それぞれのメリット、デメリットについて見ていきましょう。
ホームセンター
実際に植物の状態を確認して、好きなものを購入できる点がホームセンターでの購入のいいところ。ネットの便利さもいいですが、同じ植物でも「この幹の感じが好きだな」「サイズ感がうちのリビングにぴったりだな」と細かいところまで好みに合わせた購入が可能です。偶然の出会いで、当初には考えていなかった種類の植物をおうちに迎えることになるかもしれません。また、その場で店員さんに世話の仕方、注意点など教えてもらうのも楽しみの一つでしょう。
デメリットはやはり持ち運び。土を落とさないように車に積んだり、葉っぱを傷つけないように持ち帰るのはなかなか大変です。
ネット通販
何より便利で簡単に購入できるのがネット通販の利点です。
店舗で植物を購入する際、一番面倒な「店から自宅まで持ち帰ること」を楽にクリアすることができます。背の高い植物でも躊躇することなく購入できますし、鉢の重さを気にかける必要もありません。プロによる安心の梱包で、家まで運んでもらうことができます。
また、ネットであれば、種類に制限が無いと言えます。一つの店舗に置くことのできる植物の種類は限られますが、ネットで検索すれば何店舗も回ることなくたくさんの植物に出会うことができます。
観葉植物いっぱいの部屋を作るならプレミアガーデン
プレミアガーデンは、フラワーギフトの通販ショップです。花束やアレンジメントなどのフラワーギフトはもちろん、観葉植物も数多く取り揃えられています。
植物一つ一つに商品IDが付いているので、葉や茎、枝の形状など、その木だけが持つ個性を確認することができます。
また育てやすさ、サイズ、特性もわかりやすく、あなたの部屋に合わせてどんな風にグリーンを組み合わせるか、とてもイメージしやすいサイトです。
まとめ
今回は、観葉植物でいっぱいの部屋を作るために必要なことをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
・植物の特性を知る
・部屋の日差しや気温を知り、余裕を持った空間作りをする
これらを意識することで、グリーンで満たされたリラックス空間を自宅に作り出すことができます。ぜひ挑戦してみてくださいね。